"The world goes around."について
アメリカの大学で英語を"国語"として学んだとき、日本の高校や大学では全く習ったことのない表現、辞書ではわかりにくいニュアンスを知って感動したことが、よくあった。
今週末見たアニメ『世界一初恋2』第11話(BANDAI CHANNEL)に、その表現があり、ちょっと驚いたので、紹介します。
その表現とは、
Love makes the world go round.
「make the world go around」を、数冊の辞書で引いてみたら、だいたい「世界を動かす」と書いてあった。
まあ、そのとおり。間違いはない、と思う。
ただ、ニューヨークで、英語のメンター(学校に認定されて後輩に勉強とかを指導する優秀な先輩。)に、英作文を教わった時、「the world goes around」は、ちょっとネガティヴな意味を含んで使う、と教わった。
「the world goes around」は
「世の中が辛い時」
「(状況が)上手くいかない時」
転じて
「どんな時でも」
みたいな意味だと教わった。
使い方は、
My mother loves me, even though the world goes around.
みたいな感じだったと覚えている。
文脈の中で、意味がわからなかったので、the world goes around の意味を聞いたら、「世の中で何が起こっても(辛いことがあっても)」と教えてくれた。
その時、私は、その表現が、コペルニクスの時代から受け継がれた表現なのだろう、と勝手に思ったことを覚えている。
そう考えると、超純愛アニメ『世界一初恋2』で出てくる、「Love makes the world go round.」というタイトルは、とっても納得がいく。
これを読んだだけで、恋愛のドキドキ感、甘酸っぱい感が伝わる。
直訳的には、
恋愛は、(自分の)取り巻く世界を、ぐるぐる回す。
意訳して
好きな人ことで、気持ちがぐるぐるする。
とか、
好きな人のことを考えると、ドキドキして、些細なことで気持ちがアップダウンする。
みたいな意味になる、と思う。
言葉って、どこでも勉強できるし、どんな方法でも勉強できるけど、"現地で学ぶ"、"優秀なネイティブに学ぶ"と、その言語に対する興味や理解が、変わってくるかも。
いろいろなとこに繋がったり、いろいろな人と話してみたいな。また、この事態が収まったら、いろいろな場所に、リアルで行ってみたい。
・・・
まあ、いずれにしても、今日の本題とは関係ないけど、『世界一初恋』シリーズの、高野政宗と小野寺律の恋愛は、胸キュンがすごい!
推します。