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名盤inu『飯食うな!』が伝えたい本当のメッセージについての個人的考察

「一日3食」って、誰が作った習慣なのでしょうか。僕はよくYouTubeやPodcastで色んな経営者や起業家の話、本の要約などを聞いていますが、その中で「一日3食不要説」を唱える人が結構居ます。

僕は昔から食べることが大好きなので、「今日は食べるぞ!」と決めた時は、めちゃくちゃな量を食べていました。しかし、36歳になった今、運動をほとんどしないので、そんなことをしていたら簡単に太ってしまっています。

それで、冒頭で話したようにYouTubeやPodcastで「一日3食不要説」を聞いていて「一食抜くのもありじゃね?」と思った僕は、最近、お昼ごはんを食べなかったり、あるいは、ちょっとしか食べなかったり、というのをやっています。

一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ←玄米4合多くね?

宮沢賢治の名作『雨ニモマケズ』の一節ですが、これは、体の弱かった宮沢賢治が、その当時、肉体労働をして働いている人が食べていた玄米4合の食事を摂れなかったので「健康的な彼らと同じくらいの量の玄米を食べたい」という意味合いで、そのように書いたのだと言われています。

やはり、肉体労働をする人と、事務仕事をする人とでは、食べる量や物が違って然るべきで、特に、すぐにエネルギーとなる油を多く含んでいる食べ物は、事務仕事をしている人にとって、ほとんど不要なものだと思います。

一方で、糖質を含んだご飯やお菓子は、頭を働かせなければならない事務仕事やクリエイティブの仕事をしている人にとって、必要な栄養素であるなと思います。

要は、食事はライフスタイルによって変化して然るべきです。そして、ライフスタイルは千差万別、人によってそれぞれ違うので、例えば、一日1食しか摂らない人が居てもいいし、1日5食摂る人が居てもいいと僕は思っています。

しかし、それを許さない世間の目、メディアなどなど

全国民が一日2食を習慣としたら飲食業は大打撃をうけると思います。また、その影響は食に関わるあらゆる業界に派生することでしょう。逆に全国民が一日5食を習慣としたら、飲食業の経済規模は今よりも拡大するかもしれません。

僕も職場でお昼ご飯を食べずにスマホを見ていたら、いつも「どうしたの?」「お昼はどうするの?」と心配して尋ねられます。ありがたいことですが「今日はお昼抜いてるんです」と答えた後の色々な説明が少し面倒だなーと思ったりします。

inu『飯食うな!」←マジで名盤

つまりは、この日本パンクシーンの名盤であり、今や日本を代表する文学者である町田康が歌う『飯食うな!』をとりあえず全国民が聞くことが大事なのかなと思います。

一見受け入れがたい価値観を取り入れてみないと、色んなことに気づくことができないよね、ということです。この飯の話は、次回も続きます。

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