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タンギングについて

タンギングについて調べている、という方の悩みは、大半が

『速いテンポでできないから』だと思いますので、速いテンポでできるようになるための私のイメージを書いていきます。

『元々のタンギングが、ゆっくりでも上手にできているかどうか』は、直で聞かないとわからないですし、いいタンギングとは何ぞや、というのを書いているサイトや、『ゆっくりの確実にできるテンポから徐々に速くしていく』と書いているだけのページは山ほどあるので、私のnoteでは割愛します。


『とにかく速いテンポでやるためには、とにかく速く舌を動かさなければならない』

この意識は半分正解で、半分間違いだと思います。意味的な半々ではなく、物理的に半々の正解と間違いだと思います。

解説します。

そもそも『タンギングが起きた』という認識になるのが、どうなった時かというと、

リードが振動している(音が鳴っている)
①↓
リードを舌で触れ、振動を止める
②↓
リードから舌を離し、振動している状態に戻る

この一連の流れが起きた時です。


当たり前のことですね。ですが、①と②の矢印のどちらを大事にしているかで、かなり違っています。

リードに触れに行く方の速さばかりを気にしていませんか?

どちらかといえば、リードに触れた瞬間に舌を離す方を素早くしなければ、いろいろなものがべちゃつきます。

リードに触れに行くスピードやパワーが強いと、舌が戻ってくるのが遅くなり、タンギングそのものも、タンギングの前後の音の粒も、テンポ感もぐちゃります。


あえて、イメージするとしたら、

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だるまさんがころんだ、です。

タッチしに行くときはゆっくりですが、タッチしたら、その瞬間に全力疾走で鬼から遠くに逃げますよね。

私がこの遊びをやるときは、タッチをしに行くのがリスキーなのに、タッチしても何のメリットもない遊びだと思っていたため、タッチをしに行こうとせず、最初の場所から動いたことがないので、私は共感できませんが、

その感じです。


また、舌がリードに触れるのもほんのちょっとでいいのですが、しっかりと止めないといけない、と思いすぎてはいないでしょうか?

軽く、ちょっ、っと触れるだけでタンギングはできてます。
ちょっ、だけです。


以上です。

なんせ、タンギングの肝は、
リードに触れた後の離すスピードです。


結果的に、舌の動きや速さは同じになるので、あくまで"意識"の範囲の考察ですが、それでも、タンギングの練習をしてもしてもなんだかうまくならないと思っている人にとっては、吹っ切れてタンギングが上達する一つのきっかけになりうる考え方かな、と思います。

どういたしまして。

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