朝日記20240513

おはようございます。昨日は義理のおばの葬儀でした。おばは皆からマキさんと呼ぼれていました。

うちの奥さんはマキさんに育てられた。奥さんの両親はハンセン病の療養施設に入っていたからだ。「らい予防法」から逃れ義両親は奥さんを産んだけど、施設で育てることが叶わず、マキさんに子を託した。

マキさんの性格からして奥さんは厳しくも愛情深く育てられたのだと思う。マキさんはその頑固さから他者と摩擦も起こす人だったが、自分が貧しくても人への施しを忘れない人だった。

棺に入っていたマキさんはとても小さくなっていた。介護施設に入った直後、コロナ禍が始まり面会が出来なくなった。その間に認知症と持病が大分進行してしまっったように思う。病気のせいで食事も元気な時ほど摂れなくなったのだ。

火葬が終わるともうマキさんはこの世に居ないのだと強く実感させられた。普段全く涙を見せず葬儀中も泣かなかった奥さんが、この時は涙を流していた。私はマキさんが頻繁にうちに泊まりにきていた頃を思い出していた。他愛もない話をしたりクセの強い難癖に苦笑いしたり。

やはり喪失感がありますね。人が亡くなる、この世界から居なくなるという事を改めて考えさせられた日でした。ただ、マキさんが病気でもう苦しまなくて済むと思うとそこだけが安心できる。どうか安らかに。
1日1日を大事に生きていきたいもんですね。

今日はこんな感じで。
それでは行ってらっしゃい。またはおやすみなさい。


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