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プリンストン留学② 渡航前の手続きについて

こんにちは.秋葉です.
今回は渡航前の流れについて簡単にまとめたいと思います.
あんまり新しい情報はないかもしれないですが,自分のログとして残したいと思います.

受け入れ先の先生とのコンタクト(2022年7月頃)

7月にバンクーバーで学会があり,そこに向こうの先生も来ることがわかっていたので会って話せるよう段取りしていました.実際には私の指導教員と仲がいいのでその二人でやり取りが行われていたんですが,無事バンクーバーで会い話ができました.そこで口頭での受け入れ承諾とプリンストン側の事務担当の人の連絡先を教えてもらいました.

Application(2022年8月末)

制度としては,プリンストン大学のVisiting Student Research Collaborator (VSRC) というプログラムで行くことになりました.バンクーバーから帰ってくるとすぐお盆休みでのんびりしていたんですが,制度の概要を見ていると,

  • 月毎に締め切りがあり,いきたい月の3ヶ月前の月末までに提出すること

  • CV(履歴書的な),Research Plan, 指導教員によるRecommendation letterを提出すること(各A4一枚程度)

  • アメリカでの生活を支える経済的な証拠を示すこと.

が必要なことがわかりました.この時点で最短で12月開始が確定し,なるべく早くいくために8月末に向けてお盆明けから準備を急ピッチで進めました.個人的に一番大変だったのは3つ目の経済的な証拠でした.元々プリンストンの物価が高いことに加えて当時円高真っ最中で,月50万円分の証拠を用意する必要がありました.これには奨学金や学振の給与を割り当てるつもりでしたが,まるで足らず,加えて英語の書類が発行されなかったり,ドル建てで発行されなかったりで,非常に焦りました.結果として足りない分は自分の貯蓄を示し,英訳もドル換算も自分で行うことで凌いだのですが,なんというかこういうところは大雑把だなと思った記憶があります.日本だと自分で訳した書類なんか証拠書類として認められないですよね.なお,今は円高が落ち着いていることに加え,プリンストン側からも経済的に支援いただいているので食べるのには困らないくらいにはなっています(実際,月50万円はプリンストン大学側が多めに見積もって提示している額なので,そこまでかかることはないと思われる).

参考:プリンストンの生活費の目安(プリンストン大学の提示額)


大学側からのApproval(2022年10月上旬)

約1ヶ月ほどあいて,大学側から正式に受け入れ許諾が来ました.今思い返すとこのApprovalが出るまでの1ヶ月が日本での最後のゆとりある期間だったと思います.無事最短の12月頭からプリンストンに行けることになり,ほっと一安心するともに不安を覚えた記憶があります.ここから渡航に必要な書類の準備をしていくことになります.

VISA申請(2022年10月下旬)

風の噂でどうやらVISAは面倒らしいというのを聞いたので,まず一番に手をつけました.結果として特に面倒なこともなく,コロナ措置で大使館に面接に行く必要もなく郵送で完結し,非常にスムーズに進みました.パスポートを郵便で送るときに,ちゃんと戻ってくるんだろうな,という不安がありましたが,問題なかったです.色々お金がかかりましたが,新幹線代が浮いただけでもありがたいです.

その他もろもろ(2022年11月上〜中旬)

残りは

  • 航空券

  • プリンストンでの住むところ

  • 保険

  • 国際免許証(念の為)

  • 住民票など

  • 予防接種

など,調べるほどにいっぱい出てきてあたふたしましたが,結果的に最初の三つ以外はそこまでシビアじゃなかったです.
航空券はある時点で決め,
住む場所はプリンストン大学が提供する物件仲介サイトで探して決め,
保険は大学生協のものに加入し,
国際免許証は半日でとれ(持ってくるのを忘れ弟に送ってもらいました笑),
住民票などは期間を考えると外すメリットがないのでそのままにし,
予防接種は明らかに種類が多くて全ては間に合わなかったのでできる範囲で行いました.
出国直前の一週間が学会で潰れることがわかっていたため,出発10日前くらいには保険以外完了していたと思います(保険だけはギリギリでした).結果論ですが,パスポートとそれに付随するVISA(とお金)があればなんとでもなった印象です.
細かいですが,学振と大学への渡航報告(申請)もしておきました(大学の方は漏れていて出国後にしました).

渡航後の手続き

これは箇条書きくらいにしておきます.

  • プリンストン大学にちゃんとアメリカ入国したことを報告

  • プリンストン大学にアメリカでの連絡先などを報告

  • 銀行口座開設

まとめ

今回はアメリカ留学開始までに行った手続きを時系列に沿ってまとめました.初めての手続きが多かったですが,大学からのApprovalが出てからの2ヶ月間で比較的余裕を持って進められたと思います(実際学会も二つ挟んでいるので笑).慣れたら1ヶ月くらいでこなせるかもしれないですね.流れとして,大学のApprobal→VISA→航空券など,の順番を意識して進めていました.それぞれ一つ前の書類が必要になりますからね.個人的には初めてのVISA取得ができていい勉強になりました.

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