最低賃金について調べてみた。
最低賃金が930円に10月からなるみたいですね。時給が28円上がるってことは、単純に月で4500円くらい上がるので、時給制の方にとっては嬉しいニュースですね。
ちなみに僕は社会人になったとき、小さな個人事務所に勤めていて、初任給が時給900円だった気がします。そう考えると、ここ15年くらいで時給制の賃金の水準というのはとても上がってきているのかなと思います。
ではなぜ、最低賃金って上がるのかなと思いました。
最低賃金というのは、労働者の生活保障、労働条件の改善、所得の拡大を後押しする制度です。安倍政権下で最低賃金を1000円まで引き上げることを目標に掲げました。確かにデフレを脱却することや、景気を良くするためには、個人の所得を上げていかないといけません。
でも、時給制社員を多く雇用するような企業にとっては、大きな負担になったりします。実際にハローワークとかで人を募集しようとするときには、今まで以上に高い給料で募集しないといけなくなります。
よく日本の会社は内部留保をため込みすぎると言われますが、中小以下の会社はギリギリでやってるところもあって、小さな会社には負担になることは間違い無いのかなと思います。なので一方ではそういう企業を下支えするような方策も必要なのかなと思いました。
このような最低賃金上昇の動きは今後も続くと思われますので、今のうちに会社は生産性の向上に取り組んでいかないといけないのかなと思いました。