タックスヘイブンについて考えてみた
国際的に法人税率が最低15%を目指す方向に動いているみたいです。
タックスヘイブンという超低税率の国があって、そこに拠点を置いたりして、税金を安くする手法が取られるケースがあるようです。今回の動きはそうした課税逃れをしようとする企業への対策を各国足並み揃えて防ごうというものです。
たぶん、GAFAとか大きな企業であればこれくらいの課税逃れは簡単に考える人材はいるでしょう。世界中で商売してたら、いろんな国と税制があって、こっちでこうしたら税金が安くなるってすぐに分かるはずです。
これが良いか悪いかは別として、税逃れされた国はたまらないので、時間をかけて税制のあり方が調整されていくでしょう。ただし、GAFAの本国やタックスヘイブンの国、課税逃れされた国のそれぞれの思惑が対立して、けっこう長い時間かかるでしょう。
ますますグローバルでデジタル化が進むので、議論が進むことに期待したいです。