鼻中隔弯曲症と手術(4) 退院後~退院後最初の診察
退院して普通に仕事に行くのだが、いままであまり好きではなかったマスクを着用。どうも鼻の空気が通り過ぎて、寒いとのどに直接当たる。CPAPは次の術後2週間後の診察まで出来ないけど、寝起きもスッキリ、日中も眠くならず、CPAPの力を借りずとも睡眠時無呼吸が治っているかもしれない。
ただ万全かというと、口内炎と口蓋の痛みは続いており、どうも声がかすれる。これは退院前に言っておけば薬とかもらえたかなと反省。
退院後一週間で診察のため病院に行く。鼻の中を吸引して掃除したあと、内視鏡で中を見る。内視鏡が違和感がなくすんなり入っていく。画像で手術前後の比較を見せてもらったが、前はくっついてるヒダの間を内視鏡がかき分けていくという感じだったが、術後は穴が開いててその中を進んでいく感じ。粘膜の所々にはかさぶたが見えたり、白く炎症を起こしている場所もあった。抜糸ということで(ひょっとしてこれは痛いやつか?)と身構えたが、内視鏡で中を見ながら、小さいハサミでパチパチ糸を切っていく。そして吸引する機械で吸い取る感じだが痛みは全くなし。
これが終わったあとは、さらに空気量が30%増し(当社比)という感覚だった。
このあとCPAPを始めたが朝まで装着したまま。いままで鼻が詰まっているときに途中で外してしまうことが普通だったので、CPAP装着の難しさは鼻閉からという見立ては間違ってなかったのでは?もしかしたらCPAPなしでも睡眠時無呼吸治ってるかもしれないので、今度診察時に再検査をお願いしてみよう。
全体としては、もっと早く手術をやっておけばよかったかなという印象。ただ、一週間も休むので、仕事との兼ね合いもあるでしょう。全身麻酔は覚めるまで呼吸器や消化器が充分動かないのでしばらくかかるのと、呼吸の管などを入れるので口内炎になったりする。一方、局所麻酔の日帰り手術は多分あの痛みだと直後は仕事にはならないと思うので、それらのトレードオフかなぁ。局所麻酔だと骨をごりごり削る感触とかがわかるらしいので、そういうのが苦手な人は入院でしょうね。
手術の前には、少ない確率ながらも様々なリスクについて十分な説明があると思うので、それを理解した上で行う必要があるが、私の場合、手術で鼻呼吸が万全に出来るようになったと言うことで生活の質は格段に上がった。
注意:この一連の文章は著者の個人的感想に基づいています。医療治療に関することはそれぞれの事情が違いますので、正確な情報は専門医にお伺いください
鼻中隔弯曲症と手術(1) 入院まで
鼻中隔弯曲症と手術(2) 入院から手術完了まで
鼻中隔弯曲症と手術(3) 手術後2~6日退院まで
鼻中隔弯曲症と手術(4) 退院後~退院後最初の診察
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