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縦に行くか、横に行くか

どうも、たかさんです。

本を読んでいると、
たまに悩むことがあります。

いい作品に出会った時に…

同じ作者の別の本を読むか?

別の作者の本を読むか?

勝手な表現ですが、

同じ作者に行く時を→縦に行く

別の作者に行く時を→横に行く

としました。

これって迷いませんか?

沢山の作品を書いているなら
なおさら悩みます🤔

なぜこんな事を
書いたかと言うと…

今回紹介するのは、
縦に行こうか迷う作品に
出会ってしまったからです。

氷菓(ひょうか) 米澤穂信


こおりがし…ではないですよ。
(私は間違えて読んでました…スミマセン)

簡単なあらすじ

神山高校に入学した折木奉太郎は、姉の命令で
「古典部」に入部することになってしまう。
部室を訪れた奉太郎は、「千反田える」と出会う。
そこから、いつのまにか密室になった教室。
あるはずの文集をないと言い張る少年。
毎週必ず借り出される本。そして、えるの伯父である
関谷純から『氷菓』という題名の文集に辿り着き、
秘められた三十三年前の真実に出会うことになる。

これですね、
何が良かったかと言うと…

ミステリーっぽく無いんですよ。

と言うと誤解があるかも
しれないのでもう少し詳しく。

ミステリーと聞くと、

・ある閉ざされた無人島で…とか、
・廃墟となったホテルで起こった
 実現不可能な密室事件が…みたいな。

ミステリーっぽい設定が
あるとおもうんですが、
この作品に関してはそれがないんです。

何となく
高校生活の風景を描いている…
ように見えながら、いつの間にか
ミステリーの世界に引き込まれてるんです。

これがね、良かったんです。

いつの間にかミステリー感!

とでも言いましょうか。

この感じ、
どこかで味わったことあるなぁと
思ったんですよ。

思い出しました!

横山秀夫さんの作品も
こんな感じでした。

いつの間にかミステリーなんです。

その描写が絶妙なんです。

これは…縦に行くしかないか🏃

それにしても、
作品数多いなぁ😰

古典部シリーズで
6作品数?あるのか…

頑張ろっと。

たかさん

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