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米澤穂信【古典部シリーズ】を読み終えて📚

どうも、たかさんです。

やっと読み終えました📚

米澤穂信さんの

【古典部シリーズ】

読み終えたので、

全体を通しての感想を

まとめてみようと思います。

まずはじめに。

【古典部シリーズとは?】
現状、下記六作品をまとめた総称
1.氷菓
2.愚者のエンドロール
3.クドリャフカの順番
4.遠回りする雛
5.ふたりの距離の概算
6.いまさら翼といわれても
ひょんな事から、
神山高校の古典部に入部することになった
今作の主人公【折木奉太郎(オレキホウタロウ)】
同じ部活で古典部部長、同級生の千反田える(チタンダエル)。
中学校からの同級生で、色々あって古典部に
入部する事になった福部里志(フクベサトシ)と、
伊原摩耶花(イバラマヤカ)の四人を中心とした話。

私が読み始めたキッカケ

遡る事去年の夏。

本屋さんによくある
【この夏に読みたい一冊】
という冊子に「氷菓」が紹介されていた。

正直なところ、
紹介文に惹かれるものは無かった。

ただ、調べて見ると、
この作品をキッカケに
シリーズ作品が出ているようだったので、
試しに読んでみる事にしました。

「氷菓」を読み終えて

不思議な作品だった。
この作品を一言で表現するなら
ミステリー】となると思うのだが。

誰かが殺される…とか、そういう事ではない。
(二作目は映画の中で殺人事件は起きるが)

日常のありふれた状況の中で、
気になること(主に千反田キッカケ)から、
問題を解決していく。

これは、
シリーズを通して共通しています。

なので、

気負わないと見ることが出来ない…

ということがないので、
すらすらと読めちゃいます。

シリーズになっているのが
わかった気がしました。


全六作品を読み終えて

折木奉太郎が高校入学から
高校2年生までが描かれている。

これは、まだ続くのかな?

という印象。

高校3年生から、
大学に進学するのか、
それとも地元で就職するのか、
これからの四人が気になります😁

(私のイチオシと言われたら)

私は間違いなく

愚者のエンドロール

です。

何故か?

今作品のメインテーマは、

途中で終わった映画の結末を推理する

なのだが、

そこへのアプローチに対して、

いくつかのヒントが文章のなかに

散りばめられているんです。


これって、そこへの伏線だったのか🤔

ついつい、

2度読み返したくなる一冊です。


(番外編)

短編ではありますが、

第六作品目

いまさら翼といわれても

五篇目 長い休日

こちらもおすすめです。

今シリーズの主人公

折木奉太郎の原点を本人が語る回。


途中までは、

(これで何でそういう考え方になるんだ?)

と思っていたのだが、


理由を語る中で、

なるほど!そういう事か!

と、納得出来たんです。


まだご覧になってない方は、

是非一度読んでみてください。


長文をお読み頂き、
誠にありがとうございます。


たかさん

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