見出し画像

2022/5/26 Heavenese Freedom Fight @ 豊洲ピット 備忘録


 
Heaveneseが主催するFreedom Fight 3に行って来たので、その備忘録を残しておく。

Freedom Fight も3回目の開催になる。前回、前々回はチケット売り切れで参加出来なかったが、今回は会場が1000人程度のキャパのため、数日前に都合が付いたがチケットが入手出来た。席が自由席で番号順の入場だったが、グッズ販売やキックバックカフェ出店もあるというので開演2時間前に到着した。他人にも頼まれていたTシャツを購入するつもりだったが、到着時には既に売り切れており、手ぬぐいだけ購入した。キックバックカフェの出店も数に限りがあり、食べる場所も無いなどで利用出来ず、結局かなり時間を持て余した。
 
キックバックで知り合った、スタッフの井上順さん、正木先生とは会えたが当然それぞれ忙しく挨拶程度の会話。どういう人が来ているかを観察したりはしなかったが、葛城奈海さんをお見かけした。びっくりするぐらい綺麗だった。
 
ファンクラブ席は先行予約者用なので入れずも、入場順はファンクラブ会員のため少し早めに入場出来たので前から6列目に座る事が出来た。
 
内容は日曜の動画配信と同じ様な形で進行するもので、いわゆるライブコンサートではない。但し、生の演奏は迫力あり、以前キックバックで聞いたのと同様、打楽器の迫力が凄い。客はHeaveneseファンと、配信のファン、そしてキックバックカフェのファンが殆どで、音楽より希さんが主張している内容に賛同している人達の集まりという印象。従い、女性が多く、子供も多数来ていた。
 
会場の方針で入場時にはマスク着用を事実上強制される。このため、会場前に入り口付近でたむろしている最中も2~3割の人はマスク着用していた。それでも100名以上の人だかりで大多数がマスクしていない光景を見るのは実に2年ぶり。この光景が珍しくなった現状の異常さを改めて感じる。入場時には検温があり、ノーマスクでいたらマスク着用をお願いされた。ゲートを通過した後マスクを外したが特に注意はされず、半数近くがマスクを外していた。Heavense側からも我々の本意ではないが、「会場の方針に従いマスク着用をお願いしますね」とのアナウンスが意図的におざなりにされた。後日の配信で伝えられたが、Heavenseは会場より出禁になったとの事。理由はかなりの数のノーマスク観客が居たことを注意喚起しなかったから。これまた異常な世界。
 
当日の内容サマリー
 
1.ダボス会議とグレートリセット
ダボス会議が終了する日でもあったので、グレートリセットについての説明と揶揄。You'll own nothing. And you will be happy.というフレーズを提示、疑問を投げかける。
 
2.映画ジョーカーとBLM運動
ジョーカーという映画がヒットした背景とその後に起きたBLMは共通した背景がある事、時系列的に不自然ではないかという疑問を投げかけた。社会に対する不満を爆発させることを正当化し、暴力や殺人などの犯罪を犯しても容認される世論を意図的に作っている可能性が示唆された。
 
3.米国の人種差別の歴史
キング牧師の有名なI have a dreamを発したのは1963年8月のDCでの演説とされているが、最初にこれを言ったのは1963年6月のデトロイトでのデモ行進時の演説。そのデモ行進はそこから20年前の1943年6月20日に同じデトロイトで起きた人種暴動の犠牲者の追悼も目的の一つだが、1943年の暴動を煽動したリーダー、これが実は私が現在居住する大分県の杵築市出身の日本人、中根中という人だったというお話。中根中は江戸幕府に使えた武家の出で、宣教師に影響を受けてキリスト者になるも除名された後、米国に渡り黒人に対して同じ有色人種として白人と戦う思想を雄弁に語り、多くの賛同者を得、実に10万人規模の支持者を得た黒人運動の頂点に立った人物である。彼を危険人物扱いした米政府、FBIは彼を国外追放するが、舞い戻り活動を続けたため逮捕されて投獄された。暴動が起きた当時彼は獄中に居たが、信奉者が多く獄中においても黒人解放を企てる組織のリーダーとして君臨していたのだ。当時米国は日本と戦争しており、自動車産業のメッカであるデトロイトの自動車工場はすべて兵器工場として徴用されていた。従い、暴動が起きて工場の稼働に問題が出ると武器製造に影響を与えるため、米政府はこれを鎮圧するために軍を投入して鎮圧した。日本と戦っている最中に軍を国内に向けるという事をせざるを得ないという混沌ぶりである。暴動では多くの犠牲者が出たが、それから20年、キング牧師の公民権運動が人種差別を撤廃するに至る。デトロイトでの暴動は明らかに中根の存在とその影響力の大きさによることは明白であり、彼の主張が多くの黒人たちに支持され、それがキング牧師の公民権運動に繋がったという事実は戦後封印された。中根自身が国家転覆を計ったアジテーターとして危険人物視されていたのだが、戦後、これらの情報は封印され葬り去られてしまった。米国における黒人解放の歴史の中に、実は人種差別に異を唱えた唯一の国である日本人の魂、思想が影響を与えていたのである。後に調べるとこの中根中という人物の情報はあまり詳しくなく、かつ素行に問題があった人物という面が多数書かれていた。
 
4.音楽
オープニングはWeRise2の時と同じ、15歳で始まる曲(曲名不詳)。「All of me」と続き、後は「Glory」やイシキカイカクサミットでの動画出演時もオープニングに演奏した「ミママキム」、「Together」等配信でおなじみの曲が数曲。各メンバーの見せ場として琴の合奏、ピアノのインプロ(Kassaによる君が代やさくらさくらのアレンジ)、ドラムと日本太鼓の合奏、三味線、尺八、サックスのソロなどがストーリーに織り交ぜて演奏された。一度はけた後のアンコールは「Lift」。何度も参加している人は踊りも覚えており、会場総立ちで大いに盛り上がる。二度目のアンコールはメンバー全員による和太鼓の合奏。これは海外でも大受けした迫力あるもの。個人的には「It's so easy」を聞きたかったが、テーマに合わせるには無理がある。コントの中でパロディーソングで瞬殺でYouTubeからBANされた「命がけだよお注射は」をモトキがワンコーラスだけ歌った。モトキは演歌歌わせたらピカイチ。
 
5.コント
コントもストーリーに沿ってちりばめられている。開演前のスクリーンではタロウブロックのパロディーCMが流れ、お約束のユリコもいつもの通りの演出で登場。メンバー全員、本職じゃないのに楽しんでやっているので既に板についた感じで、下手な役者より上手い。イッキのブルースリー(死亡遊戯ジャージ姿)も見られた。
 
 
 
 

いいなと思ったら応援しよう!