今年の抱負

 速いもので今日は1月5日です。雪国の方には申し訳ないほどの穏やかな正月でした。そろそろ何かを始めようと思い、まず今年の抱負と言うより願いを考えました。第一が健康というありきたりなことに行き着きました。ただ少し違うのは昨年8月に帯状疱疹になり、歯科医以外の医院におそらく10年ぶりくらいに行って、そこで私の特技を発揮しておエライさんを怒らせたことです。ただ私としては何がおエライさんを怒らせたのかが分からないのです。だからそんな方には近づかないようにすることが一番かなと思っているからです。また、近くの公立病院では医師は患者の顔を全然見ないで検査結果のモニター画面だけを見て、患者に質問するのも隣にいる看護師だということとか、俺の診療方針に文句がある奴は診療しないから他所に行けと言う医師がいるとか聞いたことがありますので、行きたくないのです。
 もちろん日本中の医師が全てこんな人とは思っていません。年末に「新プロジェクトX」でコロナが日本に伝搬した頃の豪華客船でのDMATの方々、東京に伝搬したときの聖路加病院・医科歯科大学病院の方々の活動を見て感激しました。特に臨月近くの女性が罹患して意識不明のまま帝王切開で出産したが転院された病院のベッドに生まれた赤ちゃんの写真を飾り、「赤ちゃんは元気ですよ」と呼びかけられていた看護師さんの姿にはジーン(涙ちょろ)としました。この意識不明の女性も無事生還されて、枕元で言ってくれたその言葉を覚えておられたとのことでした。まだコロナの正体も治療法も確立されていないときに、我が身や家族への危険も顧みずに活動されたことには尊敬の念を禁じ得ません。
 自分の医療行為が世間に伝わらないのに頑張っておられる医師もたくさんおられることも知っています。学生時代に医学部の友だちから「医者をしながら生活保護を受けている人もいるぞ」と聞いたこともありますし、無医村や離島等の僻地で頑張っておられる医師の存在も知っています(ただ後者には自治医大卒でノルマのお礼奉公しながら年季明けを待っている人もいるかなとは思います)。
 話変わって年末にある週刊誌で「年取ったら病気さがしはするな」との記事を読んで、私のこれまでの言い方を変えようとも思いました。前に書いたように久しぶりに会った知人に、「私が元気なのは医者に行かないからだ。元気でいたければ医者に行くな」という言い方を今までは「あんた阿呆やろ。医者に行くから言われるんやで。俺は医者に行かんから、医者から何ちゃ言われんでぇ」と言うと必ず「もし体に大きな病気が隠れとったらと思うきん行かないかんのや」と答えてくるので、これからは「年取ったら病気さがしはせんほうがえんとチャウかな」と言おうと思いました。
 私は元気でいたいとは思いますが、何時までもそうであるとは言えないと自分の体が教えてくれます。この前までできていたことができない・困難だと感じます。そして私の飲み友だち・カラオケ友だちに、この2月で100才になる人がいます。酒の量もかなり前から減っていますし、歩くのもカラオケもかなり衰えていますが、まだまだお元気です。しかし、私と知り合う前に妻を亡くされていて、子や孫たちの献身的な援助を受けているのを見ると、私はその年までは生きなくていいかなと思っています。目もだんだん見えにくくなっているし、こんな阿呆な投稿もできなくなるまでかなと思っています。

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