年の終りに

 月日の過ぎるのは速いですね。もう今年もあとわずかになってしまいました。何かをしたというわけではないのですが、毎日が速く過ぎます。毎日することと言えば、まず酒を飲むことです。1日2合くらい午後から飲んでいます。知人に言わせると「2合で終われるんは、自分の管理がきちんとできとるからや、私は飲み出したらベロベロになるまで止まらん」と言います。
「私は弱いんでそんなに飲めんだけや」と返します。そう言えばこの間テレビで外国人観光客が見るとけったいな風景が、道ばた等で眠り込んでいる日本人を見かけることだと報道していました。外国では絶対に見かけないと付け加えていました。そんなことをしたら財布どころか身ぐるみ剥がされてしまうからだと。日本は平和だということだそうです。
 そんなに平和だとは思えないのですが。例えば中学3年生二人の死傷事件もありました。犯人が捕まるまで登校しない生徒が多数いましたが、捕まってひとまず安心でいいのかなと思います。犯行の動機はまだ分かりませんが、同じようなことをしてしまう人は全国にかなり多くいると思っています。経済的な面だけでなく、閉塞感・絶望感に苛まれて孤立している人が、やけくそになって「私も生きているぞ」と承認欲求に駆られて行動しても不思議ではないと思っています。速く犯人を捕まえろ、犯人を厳罰にしろと言っても、こんな人の抑止力になるのだろうかと疑問視しています。これは政治・経済の問題もありますが、他にもあると考えています。
 政治にしても政治家はほんとに脳天気だとしか思えません。最近注目され脚光を浴びている、我が県選出の政治家がいます。私の予想ではこの党は来年の参議院選挙でもかなりの当選者を出すだろうと思っています。何故なら何かをしたいのではなく、政治家になりたい輩は どこから出馬すれば当選しやすいかを考えて、いわゆる「なんとかチルドレン」になるのが近道だと思っているから。そして有象無象の政治家が多数出て、人数は多くなるがすることは「えばる」だけ。
 しかしそうならないかもしれないなとも思っています。この党首にもスキャンダルが報道されて沈静化しつつあるからです。時の人になったら脇を固めろということを忘れたのかといいたいから。もしかしたらこんなに躍進するとは思わなかったのかなとも思いました。
 そして何時も不思議に思うのは、政府に都合の悪い言動をする有名人には必ずスキャンダル報道が出て、勢いを失います。例えば橋下徹氏、文科省の元事務次官等です。国の役所の中に、これ専門の部署があり、出る杭があると叩くのかなと勘ぐりたくなります。それは公安の仕事かなと。それならば、中国のことも笑えないなと思います。やり方は少し上手(悪くいえば、きたない)ですが。まあ私なんかが何を言っても歯牙にもかけられないから安心です。せいぜい「引かれ者の小唄」と流されるだけですから。
 そしてこんな無駄なことで気を晴らすより、後数年しかない寿命をせいぜい楽しんで終りにしたいと強く思っている年末です。


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