ムカゴ
私のPCの調子が悪くなってやっと回復したと思い、この前の投稿をしたところ、「初めての投稿です」と表示されました。「何で、もう何年も続けとるのに」という思いですが仕方ないと諦めました。
皆さんはムカゴをご存じでしょうか。若い方はご存じないと思いますが、昔は「イチジク・人参・山椒に椎茸・牛蒡にムカゴ」と童歌に歌われていた物です。山芋や長芋の蔓にできる小さな実です。大豆くらいの物から大きくなると梅の実ほどにもなります。山芋等は地下で大きくなりますが、個体数は増えません。ムカゴは蔓から落ちて個体数を増やしていきます。
昔は秋のおやつとして子どもが山に取りにいって食べていました。あの頃は美味しいと思っていましたが、今ではあまり美味しいと感じず、ただ珍しい物になってしまいました。知人にも珍しい物としてあげています。
しかし蒸し器で蒸して塩をかけると懐かしい味がします。酒のつまみにもなります。この間はつまみにしようと取りにいきました。蒸し器で蒸すのですが粒が小さいのですぐできます。塩を少量振りかけ酒を片手に食べ始めたのですが、例年よりも堅いところが多いのです。我々にはそんなに甘くはないのですが、虫たちにとってはご馳走なので、先にかじっていたのです。そのかじった後が堅くなっているのです。今年は暑かったので虫が大発生したせいでしょうか。そして美味しい粒の一部が堅くなっているのは、美味しい粒は虫にも分かるのだろうと思います。
さてこのムカゴもなっている我が家の小さな菜園でいろんな物を栽培して、収穫時期になると近くに住む孫に連絡をして収穫してもらうのが、爺ちゃんの楽しみになっています。先日も来て、カボチャとムカゴを収穫してもらいました。もう少しすると山芋とサツマイモ掘りを予定しています。その後は白菜・・レタス・・・と楽しみがつきませんが、基本面倒くさがりやなので殺虫剤は使用しないので、かなりが虫の餌になっています。今は白菜がひどいです。去年はうまく作れなかったのでネットで調べると「秋の彼岸までに植え付けろ」と書かれてました。去年は遅すぎたのだと、彼岸までに植えたところ、虫が大発生して葉が網の目状になってしまいました。今年は暑かったので虫も大活躍したせいもあるとは思いますが、ネット記事は殺虫剤を掛けることを前提としているのではないかと感じました。わずか10株ほどなのに虫を捕るのに苦労しました。何とか虫の時期を過ぎ元気に大きくなってくれています。皆さんが食べる綺麗な野菜等はかなりの殺虫剤のおかげですよ。