週刊審判ダイジェスト 第18号(2024年8月20日)
今週のルール
当該プレイ その1
判定
走者なしから打者が一塁線を転がるボテボテのゴロを打ちました。
球審は守備者ではなかった一塁手が打者走者の走塁行為を妨げたとして走塁妨害(オブストラクション)を宣告し、打者走者に一塁を与えました。
ルールの根拠
一塁手を守備者とはみなさない根拠はこちら。
検証
ではこの判定は正しかったのか。
まずは守備者の特定から。
ボテボテのゴロが一塁線を転がっているのに対し、一塁手と投手の二人が守備行為をしようとしましたが、結果的に打球を処理したのは投手(画像↓)。よって、このケースでは守備者は投手となり、「守備者優先」のルールに則り守られるのはこの投手だけということになります。
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