LIVE LIFE #001 孤独のすゝめ
私の貧弱な人間関係と知識の中で、最近確信した。
孤独な人は幸せだ。
もしくは、孤独を知っている人ほど幸せだ。
一方で、迷惑な人や仕事ができない人ほど、群れたがる。いつも誰と飲んだ!誰かと知り合いだ!あの有名人と飲んだ!旅行も飲みも休日も誰かとの写真をSNSに頻繁にアップしている。
他にも、情報交換という名目で連絡が来る人、突然電話して来る人、とりあえず飲みましょうと誘って来る人。。。思い当たりますよね?!
どのタイプも群れたがる人が多い。そして、ちょっと迷惑だ。
仲間や知り合いが多いことを否定はしない。しかし、それが目的化してしまっている人が多いというのも事実だろう。
知り合いや仲間なんて、最後は助けてくれない。
孤独を知っている人は、この事実を知っている。
最期は、1人だという紛れもない事実を。
死ぬ時も精神的には1人だし、そもそも友達はそんなに多くはいらないし、仕事においても重要なことは1人で意思決定する。
孤独を知っている人は、この事実を知っている。
そして、孤独に生きることが、幸せだという紛れもない事実を。
このように主張する際に、必ず反論される。それなら家族を持つな!いつも1人でいろ!飲みにいくな!飲み会に来るな!寂しい人ね!と言われる。
私は静かにお答えする。
孤独と孤立は違うんです。
家族を持たず、パートナーを持たず、飲みにも行かず、誰とも話さず生きていくことはできない。もしそうならば、それは孤立だ。
人は、1人では生きていけない。
では、何が違うのか?!
孤独は、自分の意思で選択する能動的な取り組みだ。孤立は、意図せず受動的に発生する。孤独と孤立は、全然違う。
昨今、孤独死という言葉が話題だが、本当に問題なのは、孤独死ではなく、孤立死だ。(この記事が、孤独死と孤立死の違いを分かりやすく説明している)
孤立は避けた方が良いが、孤独を恐れてはいけない。
なんでも繋がりたがる現代において、選択的な孤独は強い。群れるでもなく、孤立するでもなく、孤独に生きる。孤独を積極的に選択する。
では、『孤独のすゝめ』として、下記に孤独をはじめる為の方法を書いてみる。当たり前のことばかりだが、是非孤独を会得したい人は、実践してみて欲しい。
【孤独をはじめる具体事例3点】
1人でいる時間を定期的にスケジュールに入れる
1人で飲みに行く
1人旅をする
具体的に少しだけ解説しますね。
1人でいる時間を定期的にスケジュールに入れる
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1人でいる時間を意識的に、定期的に作ること。
大事なのは、それをスケジュールに入れること。その間は、できればSNSに接触しない。恐らく手持ち無沙汰な時間を感じるだろう。何も予定の無い自分1人の時間だ。
最初は、怖くなり、虚無感を感じる。
それでいいのだ!(バカボンのパパ風)
とにかく、自分の時間を意識的に定期的に作ってみル。
そこにある時間と向き合うイメージで、時間を作ってみて欲しい。
1人で飲みに行く
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これは簡単だと思いますが、人生で一度も1人で飲んだことが無い人の場合は、ハードルが高いと聞いたこともあるので、ちょっとだけアドバイス。(一人で飲みに行きすぎて、よく感覚が分からなくなっている。。。)
できれば、人が多い場所が良い。お酒を飲まない人もできれば、居酒屋が良い。お店を歩きながら探すと挫けるので、食べログで予約を事前に予約をする。そうすると逃げ場がなくなるw(孤独のグルメ的な!)
居酒屋に1人でいると、周りをある地点から客観的に見れるようになります。女性の場合は、多少面倒が起こるかもしれないが、声をかけられたら笑顔か鋭い視線で無視しよう!
1時間もいれば、孤独という隣人が顔を出してくれます。
周りで飲んでいる人たちが、阿呆のように見えてきたら、初期の孤独体験としては、合格だ!
1人旅をする
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これも簡単だ。家族やパートナーがいて、1人で旅に出るのは気が引けるかもしれない。しかし、飛び出そう。今すぐ予約をしよう!
特に、子供を育てているママさんにおすすめだ。子供を旦那に任せて、1人で旅に出よう!
1人旅をしたことがないなら、思い切って新幹線でも飛行機でも予約して、宿をとる。家からの距離は関係ない。近場でも良いので、とにかく一人で旅の計画を立てよう。
恐らく最初はイメージできないかもしれない。しかし、1泊しただけで、本当の自分に出会うことができ、孤独と喜びが顔を出してくれる!
他の誰かの人生と比べることもせず、自分らしく自分の行動や意思決定に責任を持つ。そうすると自然と孤独になる。そして、それが幸せを導く道だ。
情報交換という名目で近寄る人々をスルーせよ!
SNSで誰と飲んだと頻繁にアップする人々から距離を取れ!
孤独万歳!
今日も1人で思考し、家族と過ごし、気の知れた親友や友達と飲む。
私は、それで十分に幸せだ。
今こそ孤独を知り、孤独に生きることを、すゝめる。
それが、『孤独のすゝめ』だ。
今後も孤独についての考察を続けていきたい。