LIVE LIFE #007 世界の首長を女性にしたら戦争は無くなる
今回は、ちょっと乱暴な仮説ではありますが、敢えて思考を巡らせ、仮説を立ててみます。
【世界の首長を女性にしたら戦争は無くなるのでは?】
新たにイスラエルとパレスチナで紛争(戦争)が始まってしまった。戦争に巻き込まれるのは、いつも市井の人々です。
成年の男性は、戦場に向かい、女性や子供や老人は逃げ惑う。何世紀も変わらない構図です。(もちろん女性の兵士もいますが、統計的には少数であり、役割も違う傾向があるともいえるので、この論点はちょっと横に置きます)
ウクライナとロシアとの戦争でも、女性や子供は避難し、難民となる。老人は、空爆に耐える。男性は、戦場で人を殺す。
現在、4.5億人の子供たちが武力紛争によって被災国や地域で暮らしている。
世界の難民の人数は、ウクライナ戦争が始まって、史上初の人数(1億840万人)となっている。残念ながら、今回のイスラエルとパレスチナでの紛争(戦争)で、また増加するだろう。
各国の首長(大統領や首相)は、戦争を仕掛け、勝利の為なら、兵士を駒のように配置させ、作戦を遂行させる。
もはや人ではなく、戦略・戦術を遂行する為のドローンと同じく、人を駒のように使う。
母親は、戦場で戦死した息子に涙する。
戦争は、本当に政治や宗教の問題で起こるのだろうか?
お腹を痛めた母親は、生の尊さを知っている。(個人的に、3人の子供の出産に立ち会い、女性の尊さを強く感じた)
この事実は、青臭い思考なんだろうか?
事実、子供を虐待する母親もいるし、その虐待により死に至る事例もある。
そこで、Googleで調べてみるとこんな記事がある。
女性首長の方が、武力紛争を意思決定しているのか。。。
侵略行為や戦争の件数は低いとあるが、今度この本を読んでみよう。
となると、やはり政治や国家運営において、戦争や紛争は不可欠なんだろうか?
重い課題です。
それでも私は、女性が首長になったら、侵略行為を含む戦争や紛争は、少なくなるのではないかと仮説立てしたい。
プーチンさん、習近平さん、金正恩さん、ネタニヤフさん、アサドさん。なんか戦争してる首長さん達は、なんかマッチョな匂いがします。
それが政治にとって大事なのは理解はできますが、21世紀になってもこのマッチョな感じが政治という世界から抜け出せていない気もします。
一方で、政治の世界での女性進出の話題は、少しずつですが増えています。
日本は、残念ながら遅れをとっていますが、イシューとしては、話題になってきてますね。
これをジェンダー論で語ってしまうのは、昨今の情勢として、不適切な部分があるのは、十分理解しています。
でも、大きな意味でのジェンダー論で語ることも、また重要と感じます。
私は、とにかく戦争が嫌いです。
戦場にも行きたくないし、自分の子供を戦場に送ることもしたくない。
この価値観は、何世紀も変わらないはず!人種も、世代も、宗教も、地域も、関係なく変わらないはず!
誰が、自分の子供を戦場に送りたいと思うのか?
なのに、戦争や紛争は、一向になくならない。
人間は、残念ながら戦争をしたいのだろうか?
カントは言っている。
「戦争をすることが人間の本性」なのか?
村上龍は、著書『すべての男は消耗品である』で言い放った「最高のセックスをした後は、誰も戦争を欲したりしない」と。
しかし、日本も防衛費を増額し、戦時に備えなくてはいけない状況が生まれている。戦争の足音が少なからず聞こえてきている。
誰も満足なセックスしていないんだろうな。
もういい加減、戦争止めようよ。うんざりだ。
でも、無くならない。
ジョンレノンがイマジンを歌っても、未だに戦争は無くなっていない。
哲学者も、小説家も、音楽家も、戦争をなくせない。
こんな非力で、届かない声を発信しても意味が無いと思いつつ、やっぱり戦争は大嫌いです。
では、また。
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