![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162390231/rectangle_large_type_2_84d71320914228e13b5cc4a65ae26188.png?width=1200)
ノスタルジーではない
デジタルが出来ることと出来ないこと
フイルムが出来ることと出来ないこと
これが 何故フイルムカメラを入手しようとしているのか?ということなんだけど
デジタルは表現においてはフイルムが持つ独特の調子再現の滑らかさを現せないとか
光そのものの表現の真っ当さとか その特性から来る限界があり
そういった特性そのものが 最近では古いスマホとかコンデジなどのブームを支えていると思う
特に僕は 露出計のないフイルムカメラを収集しようとしている思惑もあって
機械式シャッターの機種が望ましいので ま これは単に旧式のフイルムカメラの電池の入手が困難を極めるという事実もあるのだが
レンズに関してはオールドレンズが良いとか悪いとか様々な観点があり、ルックスだけで選んでも面白いだろうし格安の究極レンズもあるし 最近のマウンドアダプタは出来が良いので同一メーカーがどうだのこうだの悩まなくて良いし むしろ楽しみになっている
いずれにせよ ここ数年でいくつかのお気に入りのカメラを入手し再度自分自身の趣味としての写真の生成に時間を捧げていきたいと思って止まない
ミノルタSRT101に関しては大昔、有名な機種でもあるし使いやすさとクラシックなデザインが気に入って使っていたが、その頃は光学について分かっていないことも多く中途半端な写真が多い
カメラと写真をやるならば光学はマストだと最近特に痛感する
色温度の理屈、光の三原色などなどあげればキリがない
ニコンFMを使っていたころはオリンパスが漸くフラッシュ時にTTL測光をできるようになったぐらい
フラッシュだってフラッシュ自体のセンサなどで自動調光とかの機能が備わっていたが 意外と周りの環境が微細に影響して色が飛んだり顔が真っ白とか普通にあった それらの現象はそういった自動調光を許さず 自然の理のように厳にその結果をフイルムに映すワケだった
今では当たり前のライブビューも無い、フイルムだから当然だが 兎に角腕を上げるぞなどと
言い放って カラ元気にも似た感情とか思惑を捨て、息巻く前に光学をやるべきというのは僕の昔からの持論で 当たり前のことだけど
最近は自動でシャッターボタンを押すだけである程度補えるが
自然の理を学べず ある意味不幸かと思う
https://www.fujifilm.com/jp/ja/about/rd/technology/fundamental/optics
加筆 24/11/27 24/12/4