思考停止のサイン?会話の中の要注意キーワード
会議とか会話の中で、使ってしまいがちだけどよく考えると「自分、考えることを放棄してんな」って言葉を集めてみました。読んでいる方も心当たりがあったら一緒にその先を考えていきましょう!
難しい……
会話に詰まったときに「難しい……」で会話を終てえしまうことがあるんですが、そこってなぜ難しいのか?まで考えて会話で共有すると良い感じに会話が進展するようになってきました。意外とそれに対する答えを誰かが持っていたり、あるいは難しいのあとに意外となんも考えてない、まさに思考停止状態になってしまっていることがあります。
バランスが大事
バランスが大事なのは何に置いても当たり前なので、どうすればそのバランスのスイートスポットを見つけられるかにパワーを割くべきです。そのバランスを探っていくのが仕事なんじゃないかなって思ってます。コンサルタントやコーチはその経験則や知識からチームやプロダクトにとってのスイートスポットを見つけるお手伝いをする仕事ですね。だから経験とそこから学びを得ているかのふりかえりがバランス感を養うのに需要なのです。
無理だよねー
「無理だよねー」は「難しい……」に近いです。「いやー、うちのチーム/組織/メンバー/会社には無理だよ」はなぜ無理なのか。「無理だよね―」要素をブレイクダウンしていくと「難しい……」の集合体になるはず。難しいなら無理ではない、はず。もしどこかで本当に無理になってしまったらより広い世界(外部)に答えを探しに行くか、戦うフィールドを変えましょう。
○○はマインドセット
マインドセットはめちゃくちゃ大事です。前に以下の記事も書くぐらいこのことは身に染みた理解となっています。
でもマインドセットだけじゃダメです。正確にはそのマインドセットを持ってアウトカムを実現するためのプロセス・技術を身につけるところまでやらなきゃ価値を生み出せないということです。マインドセットが起点になるという意味で大切なのであって、マインドセットがあると言いつつもプロセス・技術を身につけることを怠っていたらそこには何かしらブロックされているものがあるはず。
忙しい
「忙しいから仕方ない」とか「あの人は忙しいから」という理由で誰かがなにかにコミットできない状態をスルーしてしまいます。私自身がよく抱えている問題ですが、自身あるいは環境が忙しい状態そのものを作り出してしまっていることがよくあります。マルチタスクになると生産性はガクンと落ちるという研究結果があります。まずはそういう問題にタックルしていくことも重要です。たとえば組織としてそうならざるを得ない体制になっている時などです。
終わりに
アジャイルは上に上げたような閉塞感を少しずつ解き放って、これまでその先に進むことは難しく思えた壁たちを乗り越えることそのものです。それらはベイビーステップの積み重ねで、それが積み重なることでより遠くに行けるようになります。いきなりのドラマティックな変化はそう簡単には起きないのが現実です。だからこそ会話の中の言葉一つを大切にとらえて、そこにある小さな悩みから変えていけることを意識してみませんか。