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窓があれば、素敵に撮れる。- その1 -

今の自粛期間で写真を始めてみたい、新しい作品や商品、メニューを作ったけど綺麗に写真が撮れない、テイクアウトのお弁当を始めたけど宣伝する写真が無い、そう思っている方のお役に立てたら幸いです。

おいしそうな食べ物の写真や、オシャレに小物の写真撮れるようになりたい、 自身で作った作品や、商品などを紹介するために写真を撮りたいという、写真初心者の方に送る内容です。

細かな技術には触れず、どうやって撮れば素敵な写真が撮れるかを感覚的に書いていきます。 高価な一眼レフカメラや、照明機材を持っていなくても大丈夫!!

窓とスマートフォンがあれば、家の中でもある程度、素敵に写真が撮影できます。

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↑ iPhone 8 plus で撮影、iPhoneに最初から入っている編集機能で加工 特別なアプリは使っていません。

ポイントは以下の3つ!


【ポイント1】 窓の光だけで、逆光ぎみor斜光で撮る。

家の中には様々な色の光、蛍光灯、LED、オレンジの電球色、窓から入る自然光等、様々な色の光があります。

その様々な光が混ざっている状態で撮影すると、目で見たイメージの色が写らない場合が多いです。

目で見たより、オレンジ、ブルーもしくは、全体的にグリーンだなぁ、という写真になり、後からいくら調整してもイメージした色が出ません。 ですので、見た目に近い色を出したいと思ったら、家の中電気をすべて消して、窓から入る光のみを使い、窓際で撮影してください。

その際に光の方向性は逆光ぎみ(被写体の後ろから当てる光)か斜光(被写体の横から当てる光)で撮影してください。

撮りたい被写体の後ろか横の位置に窓があるイメージです。

逆光は失敗写真の代表のように言われていますが、全くの嘘です。 世の中にある、料理写真、商品写真の大半は逆光、斜光で撮影されていますのでご心配なく!

あまりにも影が強い場合は、白い紙でも布でもなんでもいいので窓の光を反射させて、影の部分を明るくしてみてください。ギリギリまで被写体に寄せるのがポイントです。

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( ↑ これはミラーレス一眼レフ、Sonyのa7Ⅲに35㎜F1.8というレンズを着けて撮影後 色味を加工しています。)


【ポイント2】 寄ったり引いたりして、構図、アングルを探る。 

写真を撮りたい!と思った時、どういう気持ち、手順で撮影していますか?

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たぶん...

「あっ!素敵! 写真撮りたい!!!」

すぐシャッターを切るということを大半の方がやっているはずです。

それではいい写真が写りにくい場合が多いです。(シャッターチャンスが大事な写真の場合は別。)

ですので、意識的にひと手間加えてみてください。 手順としては下記のイメージです。

「あっ!素敵! 写真撮りたい!!」

1.一回そのままの距離感で撮る。

2.出来るだけ寄って撮る。

3.最初にシャッターを切ったところより離れて撮る。

4.あとから写真を見返して、自分が撮りたかった雰囲気はどれなんだろうと見返していい写真を選ぶ

いいと思ったところから寄って撮る、引いて撮るというひと手間をかけてみてください。

近くに寄った写真、遠く離れて撮った写真それぞれに良さがあります。

見比べてみて、その時の自分の気持ち、被写体の良さが表現されてるかな~と考えてみてください。

そうする事によって、いろんな撮り方、感じ方を考えて撮るだけでぐっと写真の上達スピードは早くなります。

最終的には、寄ったり引いたりせずに、一発で自分のイメージした構図やアングルを出せるようになるはずです。

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【ポイント3】 少し暗めに撮影し、あとから編集で仕上げる

写真を撮る際に、明るく撮るとなんとなく雰囲気がいい気がしていませんか?

それは、人の顔をとにかく明るくしたい等の意図がある場合は正解ですが、綺麗な色やグラデーションのある良い写真に仕上げたいという場合は間違っています。

ではどうすればいいか? 

答えは簡単 少し暗めに撮影する です。

自分はiPhoneしか持っていないので、その解説しかできませんが簡単に説明します。

まず構図を構えた後にピントを合わせたいところの画面をタッチします。 すると、黄色い枠が出てきます。

次に、画面を指で触りながら下に動かしてください。少し画面が暗くなりますのでその状態でシャッターを切りましょう。 (※白い被写体が画面にある場合は白の中のグラデーションや質感が出てくるまで暗くします。)

そうすると少し暗い写真になるはずです。

その写真を後から編集し、自分のイメージした明るさに調整する方がいい結果になります。 注意したいのが、白い被写体が写っている場合です。

明るく撮影すると、真っ白になりすぎてしまい、 後から編集しても白の中にあるグラデーションや質感が表現出来ません。

いい写真に仕上げるためには少し暗めにとって後から編集するを意識してみてください。

↓ 編集して明るさや、色見を調整する前

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↓ 編集後

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簡単にポイントを3つ説明しました。 

あくまでも、これは室内で食べ物や小物を手軽に、スマートフォンやカメラのオートの設定で撮影する場合です。

本当にいい写真を撮るためには、カメラの設定やテクニック、必要な機材があるのですが、それには出来るだけ触れません。

買うために出かけるわけにはいかないですし、見ず知らずの機材にいきなりお金をかけて投資するのもねえ。ちょっとしりごみしちゃいますよね。

書いてることを試してったら、簡単に良い写真撮れちゃった!という風になれたらと思っています。


この自粛期間、写真を撮ってみませんか?

小さな世界に目を向けれるようになると、自宅でも被写体に溢れすぎていて、毎日撮影していてキリがないぐらい楽しめます。

多くの方の、自宅にいる時間が充実したものになること、商品を通販出来るようになって逆に売り上げが上がった!なんてなってくれたら嬉しいことです。

臆することなく、チャレンジしてみてください。

窓があれば撮影できますから!!(もしなかったら、玄関のドア開けて?とか!?)

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