「あぁ、この瞬間のために音楽とかバンドを続けてるんだな」と思った日 【270/200】
2024年3月9日は、なかなかタフな一日でした。。
一日に3つのライブをやったのは人生初で、その3本とも、全部意味のこもったステージになりました。
この日はもともと、児童養護施設の支援活動でお世話になっているB-Powerの優子さん主催のイベント「みんなの文化祭@調布市役所ひろば」に出演することが決まっていて、
その後、同時期の別日で予定していた出身の大学バンドサークルのOBライブが、日程調整の都合で同日に重複ブッキングとなってしまって、
さてこれはどうしたものか、とプロジェクトマネジメントの腕の見せ所となったわけです。
イベント側、ライブ側といろいろご相談の上、当日はこんなスケジュールとなりました。
一日3本のライブをやったのは多分初めてで、がんばったおかげで打ち上げのビールがめっちゃ美味しかったです。
「みんなの文化祭」にお誘いくださった優子さん、POP-COM OB LIVEをオーガナイズしてくれた木村くん、心からマジ感謝です!!
◾️ソロ弾き語り「みんなの文化祭」@調布市役所ひろば
児童養護施設の自立支援や里親支援活動、コミュニティ子育ての輪を広げていく活動をしている優子さん
2017年から優子さんのイベントにお呼びいただいて、コロナ禍を経てまたこうやってご一緒できることが嬉しかったです。
ちょうど暦的に当日だったので、集まってるみんなが知ってるであろうレミオロメンの名曲「3月9日」からはじめて、
様々な支援活動をがんばってるみんなが共感してくれるであろう「ネイバーブレイバー」
そして、子どもたちも、支援に関わっている大人たちも、みんなそれぞれ自分らしさを大切にしていこうね、の想いを込めて「僕のままで」
3曲お届けして、最後に文化祭の運営スタッフのまりさんがお誕生日ということで、みんなでハッピーバースデーを歌いました。
ひろばに集まった人たちが、足を止めてこちらをずっと見ながら聴いてくれて、本当に幸せな時間でした。
少しでも、気持ちをお返しできていたらなぁと思います。
優子さんがつないでくださってる児童養護施設のギターレッスンのボランティア
最近ちょっとお休み続いてるので、また行きたいなぁ
※バタバタして写真撮り損ねました、残念。。
◾️the Brand-new Amsterdam @新宿Cat’s hole
調布から新宿に戻って、POP-COM OB LIVE開演
トップバッターは後輩バンドのSans
Sansの音楽は最高にかっこいいし、対バンできるのはとっても嬉しい
2バンド目のJUDY AND MARYのコピーバンドに続いて、僕らthe Brand-new Amsterdamの出番
今回、新曲「東京0426」をバンドアレンジで初披露しました。
この曲は、今回集まった仲間たちと一緒に過ごした大学時代のことを書いたもので、あの頃、野猿街道を原チャリで濡れながら走ってた時の心象風景をそのまま歌ってる感じ
今回、OBライブをやるとなって、この曲をどうしてもバンドでやりたくて、メンバーとアレンジを詰めました。
時を超えて、あの頃のことを、あの頃一緒に過ごした仲間たちの前で歌うことができて、なんというか、また一つ、人生でやっておくべきことができた感じがしました。
まだまだ荒削りなので、もっと練習していい作品に仕上げていきたいな
◾️チバユウスケ・トリビュートバンド@新宿Cat’s hole
OBライブのトリとして、チバユウスケ・トリビュートバンドでの出演
【メンバー】
ヤマカワタカヒロ(the Brand-new Amsterdam) Vocal,Guitar
SSK(Sans) Guitar
ヤマヘイ(笹塚BASE) Bass
Arakiss Last Stand(Sans) Drums
このライブの話が持ち上がった頃、チバユウスケの訃報を受けて、ヤマヘイに声をかけました。
「スケジュール的に可能なら、チバユウスケ・トリビュートバンドをやらないか?」
ヤマヘイは僕の一つ下の学年で、僕がサークルに勧誘して、彼の新人ライブで一緒にThee Michelle Gun Elephantの「バードメン」をやった仲で、
僕らにとっての圧倒的なヒーローだったチバさん
チバユウスケがいたから今の僕がいるし、ヤマヘイとの絆が生まれたし、ヤマヘイが後にこのサークルのリーダーとして後に続く後輩たちを導いてきた、みたいなところがあって、
なんか、いろんな意味で、今回ヤマヘイと一緒に演奏する必要があると思ったわけです。
リスペクトするSansからSSKとArakiss Last Standにも入ってもらって、
初めてにして唯一のスタジオ練習に入って一曲目の音を鳴らした時に、めちゃくちゃしっくりきて、これは最高だと、
いろんな想いがあって語るべきことが多すぎるけど、しのごの言わずにROCKしようぜ、という感じで、ライブに臨みました。
最後、「世界の終わり」のリフを弾きながら、自分の中で大切にしてきたいろいろなものに、区切りをつけたような感じがしました。
すべて、大切だったし、これからも一生胸に抱えて生きていくもの。
やってよかったし、やらなければならない演奏だったような気がしています。
バイバイ、チバさん。
あなたのおかげで、僕は僕を生きています。
あなたのおかげで、たくさんの仲間たちと楽しい人生を過ごせてます。
さて、そんなこんなで次のライブへ
3/23(土)は下北沢Breathでthe Brand-new Amsterdam出演
4/20(土)は下北沢LOFTで弾き語りの企画ライブ「年の差紅白2024」
どちらも気合い入れてやっていきますので、また会いに来てね
それまでどうか、みんな元気で。