9/2 ライブの予習(前編)【241/200】
先週末、最高に多幸感に満ちたライブを観ました。
そして昨日も。
そんな素晴らしいライブのステージに立っていたおふたりと、9/2に僕は共演することができるわけです。
今週はそのおふたりについて、9/2ライブの予習の意味も込めて、ご紹介します。
9/2共演者紹介(1) 前田克樹
8/6、永井真理子さんのM's Fes Tour 2023のツアーファイナル「会えて よかった」公演。
コロナ禍が押し寄せるタイミングでリリースされた作品「会えて よかった」を中心としたコンセプトライブ。
敬愛する前田克樹さんの楽曲を中心に、素晴らしい楽曲で彩られた名盤です。
ずっとライブで聴きたいと思いながら、ついに念願叶ったこの夜。
すごいものを観ました。
ステージと客席の一体感というか、信頼感というか、絆みたいなものが目に見えるようなライブ。
これまでいろんなアーティストのいろんな規模・種類のライブを観てきたけれど、間違いなく多幸感の最高峰の一つだと感じました。
長年にわたるアーティスト・ファン、そして運営・関係者の皆さんが積み上げてきたストーリーが、一つのライブに結晶となって表現されると、こんなにも幸せな空間が生み出せるのだなと。
前田さんが永井さんの横でこれ以上なく幸せそうにギターを弾いている姿は、ちょっと言葉にならないほど、カッコよかったです。
“前田先生”への永井さんからの深い感謝の想い、ファンの皆さんからの熱い声援、それらを聴いていて、前田克樹という音楽家の積み上げてきたものの価値を、深く深く感じることができました。
前田さんの音楽は、普遍的なポップさの中に、永遠のジュブナイル(少年期)性を秘めていると感じています。
キラキラしたもの、ワクワクすること、爽やかな風、直向きな瞳… そういう眩しいものやことを、いつでも思い起こさせてくれます。
そういう純粋で美しい音は、大人になるほどに、その輝きを増して聞こえてくるような気がします。
M's Fes Tour 2023のツアーファイナル公演のアンコールを締めた曲、「私の中の勇気」。
切ない恋心を歌ったこの曲は、人生の分岐点での迷いや、心が苦しくて眠れない夜にも、寄り添ってくれる。
コロナ禍のステイホーム期間初期に、僕はこの動画を何度も観て、何度も救われました。
世界にライブが戻ってきた頃、下北沢LOFTで前田さんがセルフカバーで歌う姿を観て、震えるほどの感動を覚えました。
作曲家としての作品はもちろん、僕は、前田さんが自分のために書き、自分のために歌う曲が好きです。
作曲家としてのキャリアを始める前からの友達のことを想い書き下ろしたという「Stay Gold -あの日のまま-」。
純度の高い楽曲を書く前田さんの、さらに純度の高い前田さん自身のための歌。
何度聴いても、深く心に刺さります。
9/2共演者紹介(2) 柴田ヒロキ
翌週の8/12、下北沢LOFTで柴田ヒロキくんのライブを弾き語りを観てきました。
Soul.F.M.さん主催の「Soul.F.M.LOFT NIGHT」。
主催のSoul.F.M.さん、共演ののうじょうりえさんとMOGAMIさん、皆さん本当に素敵なパフォーマンスで、観客との一体感ある素晴らしいライブを魅せていただきました。
この日の柴田くんのステージは、僕がこれまで観てきた中でのベストアクトでした。
髪を振り乱しながら歌い、オーディエンスを巻き込んで会場のボルテージを上げていく。
「デタラメメロディ」や「102号室」など、僕の大好きな曲を連発してくれて、最高にクールなステージで魅せてくれました。
柴田ヒロキといえば、ブルースやファンク、ロックやフォークなど、様々な音楽的バックグラウンドからキレのいい音をかき鳴らすギタリストであり、温かみとエモーショナルな強さが同居したボーカリストであり、そして、そんなパフォーマーとしての彼にぴったりの楽曲を提供する作詞作曲家でもある。
高いクオリティで三位一体のシンガーソングライターとして活躍する男。
下北沢LOFTではじめて共演した時、率直に「悔しい」と思いました。
普通にかっこいい。普通に羨ましい。
でも、僕は彼になれるわけではないし、彼だって僕になれるわけではない。
昨年、彼にガチンコツーマンライブをやらせてもらった時に、それを深く理解し、僕は僕のままでがんばっていこうと思えました。
特に、コラボ曲の練習後にふたりで飲んだ時のことを、鮮明に覚えています。
彼の音楽にかける想いや、生き方についての熱い想いに触れて、純粋なリスペクトの念と、自分は自分で彼に恥じないようにがんばろうと強く思ったことを思い出します。
柴田ヒロキは、11/25(土)にホールワンマンライブを控えています。
一人でも多くの方に、彼の本気のライブを観ていただきたい。
まずは9/2、彼のホームの一つである下北沢LOFTで、ぜひ、心踊るパフォーマンスを観ていただきたいです。
忘れられない前田克樹×柴田ヒロキのツーマンライブ
2019年10月3日。
前田さんと柴田くんが、いまだ忘れられないツーマンライブを開催しました。
どうしようもない悲しみに沈んでいた僕に、ふたりの歌が深く寄り添ってくれました。
あのツーマンライブを観て、僕もいつかこういうライブをやってみたい、そう心に決めたのでした。
それからコロナ禍を経て、柴田ヒロキくんとのツーマンライブ、そして前田克樹さんとの企画ライブや共作楽曲とつながっていったわけです。
9/2の「Okaeri LOFT NIGHT」でのおふたりとの共演は、あのツーマンライブから、間違いなくつながっています。
あの日、僕を救ってくれたLOFTの夜。
9/2は、その恩返しも込めたライブになればと思っています。
そして、来週はもう一組の共演者について、ご紹介をしたいと思います。
学生時代、TVでその楽曲に触れ、時を経て下北沢LOFTで出会い、ずっと憧れ続けている2人組バンド、The Bargains。
目標であり、夢でもあったThe Bargainsとの共演を目の前にして、今、僕が思っていることを、言葉にしてみたいと思います。
++++++++++++++++++++++
■ ヤマカワタカヒロのWork
<音楽活動>
《New Release》
《歌の写真集》
《ライブ・イベント予定》
■9/2(土) ヤマカワタカヒロ主催イベント(弾き語り)
Okaeri LOFT Night @下北沢LOFT 夜公演
■9/16(土) the Brand-new Amsterdam ライブ出演
下北沢Breath「free as a bird」
■10/14(土) ヤマカワタカヒロ 弾き語り出演
Coming soon
<チケットご予約>
the.happy.reminder@gmail.com
※お名前と公演名・日時と枚数をお書き添えの上、ご連絡ください
※その他SNSのDMなど、直接のご連絡でも大丈夫です。
<社会活動>
〜すべての子どもたちへ「安心できる居場所」と「生きる力」を〜
特定非営利活動法人HUG for ALL
noteを読んでくださりありがとうございます。 歌を聴いてくださる皆様のおかげで、ヤマカワタカヒロは歌い続けることができています。 いつも本当にありがとうございます。