日吉Napに感謝を込めて 【089/200】
心にぽっかりを穴が空いてしまった。
日吉Napが閉店する。
フジモトヨウヘイとふたりで the Brand-new Amsterdam(当時は2人組のアコースティックデュオだった) としてライブ活動を始めた時も、その後紆余曲折を経て、ヤマカワタカヒロとしてソロでの弾き語りを始めた時も、日吉Napが僕にとって「ホーム」だった。
初めてのワンマンライブを開催させてもらったのも、日吉Napだった。
1stフルアルバム「the Happy Reminder」のレコ発ライブも、日吉Napだった。
マスターの竹村さんにはいつも、「新曲を書き続けるんだよ。アーティストは今の気持ちを歌っていくべきなんだ」と声をかけていただいた。
新曲ができるたびに、竹村さんに聴いてもらって、感想をうかがうのが楽しみだった。
ライブ後にビールをいただきながら、カウンターの新山さんから当日のパフォーマンスに対する率直な感想を聞くのが好きだった。いつも、声を褒めてくださって、うれしかった。
9/9の発表を目の当たりにして、言葉が出なかった。
寂しくて、悲しくて、悔しくて、申し訳なくて、どうしようもなかった。
竹村さんに連絡した。
ただ、「Napのステージで歌わせてください」とお願いした。
1回のステージでは、これまでの感謝を伝えられそうになかった。
11月の閉店までに、3回、出演させていただくことが決まった。
10/3(土)、10/24(土)、11/15(日)の3日間。
いつもの40分のステージ。
うまく歌えるだろうか。
ちゃんと、伝えられるだろうか。
想いを込めて、感謝を込めて、精いっぱいの歌を。
日吉Napと、日吉Napを愛するみんなのために。
歌いたいと思います。
noteを読んでくださりありがとうございます。 歌を聴いてくださる皆様のおかげで、ヤマカワタカヒロは歌い続けることができています。 いつも本当にありがとうございます。