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Sansという3ピースバンド 【218/200】
今週末も結局、ライブを観ている。
下北沢Breathで3バンド出演のイベント。
お目当てはトリのSans。
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昨年3/4に1st EPをリリースしてから、ちょうど1周年のライブだった。
Sansのメンバーは、ギターボーカルのnno(エヌノ)、ベースのSSK、ドラムスのArakiss Last Standの3人。
バンドアンサンブルとしての必要最低限の人数構成である3ピースでありながら、テクニカルでダンサブルなリズム、歪みと空間系の絶妙な楽器の音色、そしてnnoの甘く色気のある歌唱が、音楽の楽しさを十二分に感じさせてくれる。
サブスク時代に合った短尺においしいところをギュッと詰め込んだ楽曲は、nnoのソングライティングの非凡な才能を感じさせる。
Sansはいろんな観点で音楽的な個性を持っているが、個人的にSansの音楽的象徴は、バンドのキーアイコンにも使われているclapだと思っている。
デジタルと生楽器の融合の中で、このclap音がひときわ心を踊らせる。
音楽活動をしていく中で非常に重要なことは、自分たちがかっこいいと思うものを観客にいかに共感してもらうか。
Sansの楽曲がおしゃれでありつつ、人懐っこさを持っているのは、このclapが果たしている役割が大きい。
親近感と楽しさを増幅させ、共感を生む。
これは発明であり、Sansのコアだと思う。
ところで、Sansのメンバーは僕の大学時代のバンドサークルの後輩で、僕が4年生の時の新入生たちだった。
僕自身、4年生の頃はあまりサークルに顔を出さなくなっていたので、彼らと直接コミュニケーションをとったことはほとんどなかったと思う。
でも、当時のライブで彼らの演奏を見て、彼らの音楽に対する情熱と才能に嫉妬したものだ。
実際、僕は彼らと同じ世代だったり、彼らの後輩だったりしていたら、コンプレックスに負けて音楽を続けていなかっただろう。
今回、ライブハウスでnnoと少し話すことができた。
Sansの楽曲の素晴らしさについて、お互いの活動についての近況、Sansの活動開始が僕にとても大きな刺激を与えてくれたこと(ソロアーティストからバンドマンとしてのthe Brand-new Amsterdamの再始動にもつながっている)など。
Sansはこれから新作の制作に入る、とのこと。
すでにライブで演奏している楽曲も含めて、彼らがこれから出してくれる音に触れられる日が待ち遠しい。
僕は、the Brand-new AmsterdamとしてSansと対バンしたいと思っている。
出会ってから20年以上の時を経て、同じバンド仲間としてステージを共にできる機会が見えてきたことに、とても興奮している。
音楽って、素晴らしい。
そして、ライブにまみれた人生は続く。
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■ ヤマカワタカヒロのWork
<音楽活動>
《New Release》
《歌の写真集》
《ライブ・イベント予定》
4/15(土) ヤマカワタカヒロ企画ライブ(弾き語り)@下北沢LOFT
『ライブ! 年の差なんて 〜4人で真春の紅白歌合戦~』
<社会活動>
〜すべての子どもたちへ「安心できる居場所」と「生きる力」を〜
特定非営利活動法人HUG for ALL
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