
#65 ユダヤ人に学ぶ商品価値の上げ方
※動画は下記URLから視聴可能です。
こんにちは!TAKAHIROです。
今月も渾身の1記事を書いていこうと思います。
今回は「商品価値の上げ方」というテーマでお話ししていきたいと思います。
この内容は、僕が実際に自分のお店で試してみて、「もしかしたらこれって商品価値を上げているんじゃないか?」という仮説をもとに、FBCのオンライン説明会で実践してみた結果をお伝えします。
実際にFBCのオンライン説明会で実践してみた結果、
第1回に関しては4時間で満席
第2回に関しては2分30秒で満席
第3回に関しては既に満席
となり、かなりの「熱量」を生むことができました。
もちろん、今回ご紹介する方法だけで満席になったわけではないんですが、一つの大きな要因として、この「商品価値の上げ方」が効いていたんじゃないかなと思っています。
この方法を使えば、実際に商品の価値を上げて、商品の価格を高くすることができたり、ブランドとしての価値を少し上げることができたりします。
特に、日頃から物販、特に大手ECモールで販売されてる方にとっては、ちょっと逆張りな内容かもしれませんが「そういった視点」を思考の材料に入れておくことで、長期的なビジネスの役に立つと思います。
それでは、早速本題に入っていきましょう!!

①ダイヤモンドを見つけたユダヤ人
まず、皆さんにちょっと想像してもらいたいことがあります。
ダイヤモンドについてです。
ダイヤモンドって、皆さんどんなイメージを持っていますでしょうか?
希少価値がある
珍しい
めちゃくそ価値が高い
みたいなイメージでしょうか?
では、ここで質問なのです。
なぜダイヤモンドは価値が高いのでしょうか?
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そう、恐らく「希少性が高いのを知っている人の数が多く、持っている人が珍しい」からだと思います。
ここで面白い話があります。
ユダヤ人が世界で初めてダイヤモンドを発見したとき、ユダヤ人はダイヤモンドをどうしたと思いますか?
想像して欲しいのですが、
「皆さんが世界で初めてダイヤモンドを発見したユダヤ人だった場合、皆さんはまず初めにダイヤモンドをどうしますか?」
しんきんぐたいむ
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普通に考えたら、「うわー!こんな綺麗な石見つけた!これ高く売れるぞ!」と思い、「1カラット数百万円で売って大金持ちだー!!!」って思ってしまいますよね?
そう思ってしまった人は、まず現代の「たくさん売ってお金を稼ぐ」という思い込みに毒されている可能性が高いです。
ユダヤ人は、まず始めに何をしたのか?と言うと
ダイヤモンドの大半を海の底に沈めた
です。
お気づきになりましたでしょうか?
そう、「ダイヤモンドは希少性が高い宝石」ではなく、ユダヤ人が「意図的に希少性を高くした宝石」であるということです。
大手ECモールで商品を販売する僕たちの感覚であれば
①綺麗な宝石(ダイヤモンド)を1万個発見
②1個1万円で1万個販売する(大量生産、大量販売)
③最初の売れ行きは良かったが、残り5000個程度のところで、売れ行きが鈍くなり「定期的なSALE」を行う
④結果1000個が売れ残り、在庫処分で売りさばく
売上は
5000万円(1万円で5000個)+2000万円(半額SALEで4000個)=売上7,000万円
となり、プラスアルファで「9000個」を売りさばく、人件費や労働力がかかります。
そして、
・ダイヤモンドはいつでも手に入るもの(価値が低い)
・ダイヤモンドはみんな持っている(社会的ステータスにならない)
こういった感じで、沢山の人の手に渡ってしまったことにより「ブランド力」は地に落ちます。
ユダヤ人方式で行くとどうなるでしょう?
ユダヤ人方式であれば
①綺麗な宝石(ダイヤモンド)を1万個発見
②1万個の内、9000個を海の底に沈める(希少性を上げる)
③100個限定で1個100万円で売る
④「希少性や価値の高い」という「認知(ブランデング)」が広まったのを確認してから、小出しで販売し、どんどん価値を上げていく
※欲しいけど買えない人が増えた段階で、「次の30個は1個200万円で販売」みたいなイメージ
売上は
恐らく数十億になり、さらには
・ダイヤモンドは価値が高い
・ダイヤモンドを持っている人は成功者だ!(社会的ステータス)
という「ブランド力」を手にしています。
僕は
「自分が世界で初めてダイヤモンドを発見したユダヤ人だった場合、まず初めにダイヤモンドをどうするだろう?」
と考えたとき、
『いや、売るでしょ!だって高く売れるんだから!』と、『ダイヤモンドは発見当初から、元々価値が高かったもの』というバイアス(思い込み)で物事を見てしまっていました。
しかし、実際に所はそうではなく、「戦略を持って、ユダヤ人が商品価値を高くしてた」のです。
※今回のユダヤ人のダイヤモンドの話は、過去に見た書籍が見当たらないため、上記の話は参考程度に聞いてください。
なぜなら、重要なのは『沈めたかどうか?』ではなく、『どうやって商品価値を上げるか?』の思考実験の材料の部分ですので!

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