
#82【知覚の法則】作るよりも、まずは届けるを考える
多くの人がマーケティングとは商品の戦いであると考えている。長い目で見れば結局、最良の商品が勝利するのだと。
(中略)
こうした考えは幻想である。客観的な事実というものは存在しないし、事実というのも存在しない。ベストな商品などありっこないのだ。マーケティングの世界に存在するのは、ただ、顧客や見込み客の中にある知覚だけなのである。知覚こそ現実であり、その他のものは全て幻である。
いきなり驚かされる主張ですよね。
「良い商品が勝つ、競合より良い商品を作れば勝てる!というのは幻想だよ!」と。
なぜなら、真実とはとても曖昧で、あやふやで、そんなものは存在しないから。
あるのは、顧客の中にある「知覚」だけ。
商品戦争で戦うのではなく、知覚戦争で戦うべきで、僕たちがやらなくてはいけないことは「見込み客の心の中を変えること」ということです。
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