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SNS時代の表現

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SNS時代の表現について書いた自分の文章を集めたマガジンです。
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#メタバース

実際にNFT取引をしてみて感じた可能性

先月僕は、こう言う記事を日経Comemoに投稿しました。 これがたった2ヶ月前です。この時点で書いたように、僕の周りの写真家がNFTで写真を販売開始し始める人が出てきたなー、くらいのテンションでした。一方、この波はいずれすぐに大きくなることも予感していて、文章の最後にこんなことを書いています。 「リスクと不安を掻き立てるような文章だったのかもしれませんが、実は僕はこういう新しい技術が大好きです。NFTも早くちゃんと理解して、自分自身で使えるようになりたいと思っています。ぜ

現実のインフレとしてのメタバース(あるいは「異化の無効化」とアートの再構成)

(1)アートとは異化である(と個人的に思う)アートって、いろんなジャンルがありますよね。絵画や音楽のような伝統的なアートから、比較的新しい写真、さらには映画もアート文脈で語られます。それぞれのアートは特有の歴史を持ち、磨き抜かれた専門の知識があり、そして出力するための違う媒体を使うので、アートと一括りに言っても一見共通項はほとんど見出せません。でも一つ、「アートとは何をやっているのか?」という問いに対する自分の見解を書くとするならば、次のように考えています。 アートとは、現

Google Pixel 6で見えてきた、カメラと写真の未来(コミュニケーターとしての写真)

今日の記事はPixel 6という、Googleが10月末に発売した新しいスマートフォンにまつわる話です。ただ、発売して半月が経った今、たくさんのレビューがすでに世に出ており、いまさら屋上屋を架す意味はほとんどありません。ですので、今日の記事では、Pixel 6を半月間、ほぼ肌身離さず使う中で徐々に形作られきたある予測についてお話ししたいなと思います。その予測とは、Pixel 6を通して見えてくるカメラと写真の未来です。具体的には「写真は今後コミュニケーターとなっていくだろう」