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『スマホ』が食物連鎖の頂点に立つ金属生命体だと思った話

スマホを手に取るとき、私はふと考えました。「これって、もしかして食物連鎖の頂点に立つ金属生命体なんじゃないか?」と。スマホは私たちの日常生活を便利にする一方で、私たちを支配する存在に近づいています。そして、それとどう向き合うかが私たちにとって重要な課題だと思います。今回は、この考えの理由について具体的にお話しします。



理由1:私たちはスマホに支配されている

スマホはただの道具のはずなのに、気づけば私たちの生活の中心にいます。そして、知らず知らずのうちに、私たちはスマホに「従う」ようになっています。

通知に振り回される

「ピコン」と通知音が鳴ると、反射的にスマホを手に取ってしまう。これはもはや条件反射です。どんなに集中していても、スマホが呼べば応じてしまう私たち。まるでスマホが主人で、私たちは召使いのようです。

時間を吸い取られる

ちょっとSNSをチェックするつもりが、気づけば何時間も過ぎている。これはスマホが巧妙に仕組んだ「時間吸収装置」のようなもの。動画やニュースが無限に表示される仕組みによって、私たちの貴重な時間が吸い取られています。

必要以上に依存してしまう

道に迷ったとき、予定を確認するとき、ちょっとした暇つぶしのとき。スマホなしでは不安になる生活になっていませんか?これこそ、スマホが私たちの生活を支配している証拠です。


理由2:スマホは金属生命体である

なぜスマホを「金属生命体」と呼びたくなるのか。それは、スマホがエネルギーを吸収し、環境を支配しながら、進化し続ける存在だからです。

エネルギーを吸収する

スマホは人間の「時間」「注意力」「お金」を糧にして動きます。アプリ課金や広告収入、さらには私たちのデータまでもスマホのエコシステムに吸い込まれています。まるで生命体が栄養を取り込むように。

環境を支配する

スマホが作られるためには、多くの資源と人の労働が必要です。鉱物の採掘や生産プロセスによって環境が破壊され、さらに廃棄物の処理にも問題があります。スマホが生態系の頂点に立つ存在だと感じる理由の一つです。

進化する

スマホは毎年新しいモデルが登場し、性能が向上しています。これは、生命体が生き残るために進化しているのと似ています。そして、その進化には私たちの行動データが利用されています。


スマホとの付き合い方が大切

スマホが便利な道具であることは間違いありません。しかし、私たちがスマホに振り回される生活を続けるのではなく、スマホと「うまく付き合う」方法を見つけることが重要です。

スマホに支配されないための工夫

  1. 通知をオフにする
    常にスマホに呼び出される状況を防ぐために、不要な通知はオフにします。自分のタイミングでスマホをチェックする習慣をつけることが大切です。

  2. スマホフリーの時間を作る
    家族や友人との時間、趣味に没頭する時間など、スマホを見ない時間を意識的に設けます。これだけで生活にゆとりが生まれます。

  3. 使い方を見直す
    自分にとって本当に必要なアプリや機能だけを使うようにして、無駄なアプリや通知に惑わされない環境を作ることが効果的です。


おわりに

スマホは、私たちの生活を変えた革命的な道具です。しかし、その便利さに依存しすぎると、いつの間にか私たちが支配される側に回ってしまいます。スマホを「金属生命体」として一歩引いて考えることで、その力を自分のためにどう使うかを見つめ直すことができます。

大切なのは、スマホを道具として利用し、自分の生活を豊かにするためのパートナーにすること。スマホに振り回されない、主体的な生き方を目指してみませんか?


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