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【動画編集】『言語化して説明できる人』はすごいなと痛感した話
動画編集を長く続けていると、編集作業自体は自然と体に染みついていきます。「こういう場面ではこうカットする」「この音楽がぴったり合う」など、感覚的に進められる部分が増えていきます。しかし、これを「未経験の人にわかりやすく説明する」となると、驚くほど難しいことに気づきます。
感覚で編集しているからこそ言語化が難しい
私は普段、動画編集を感覚的に行っています。たとえば、
テロップの位置を「直感的にここがいい」と決めたり、
カットのタイミングを「なんとなくこの音に合わせたい」と調整したりします。
このように、自分の中では無意識に決めていることが多く、それを「具体的なやり方」として説明するのは至難の業です。
言語化の壁に直面した場面
ある日、動画編集未経験の友人に「動画編集ってどうやるの?」と聞かれた時、私は答えに詰まりました。「まずカットして…テロップを入れて…」と説明を試みたものの、友人の反応は微妙。「え、それどうやるの?」とさらに質問が飛んできて、うまく説明できずに焦りました。
改めて、「やり方をキチンと言語化して説明できる人」はすごいと感じました。その人たちは、自分の作業を体系立てて整理し、それを言葉で伝える技術を持っています。
動画編集を言語化するには?
自分が苦手な言語化を克服するために、いくつか試している方法があります。
自分の作業を棚卸しする
普段の編集プロセスを細かく振り返り、「何をどうやっているのか」を書き出してみる。たとえば、動画を読み込む
不要な部分をカットする
BGMを追加して音量を調整する
テロップを入れて視認性を高める
など、一つひとつの工程を分解します。
初心者向けのチュートリアルを見る
他の編集者が初心者向けにどのように説明しているかを参考にします。具体的な言葉やフレーズを学ぶことで、自分も伝えやすくなります。言葉にする練習をする
自分の作業を録画しながら、「ここではこういう理由でカットしている」「このエフェクトは視聴者にインパクトを与えるために使った」と解説をつける練習をしています。
感じたことと今後の目標
動画編集が感覚的な作業になっていること自体は、自分が経験を積んだ証だと思っています。しかし、それを他の人に説明する力が足りないことは、正直悔しいです。これからは「説明できる編集者」を目指して、自分の作業を整理し、誰でもわかる言葉で伝えられるように努めていきたいと思います。
まとめ
「動画編集のやり方をキチンと言語化できる人」は本当にすごいです。未経験者にもわかりやすく伝えられるスキルは、編集技術と同じくらい大事だと痛感しました。
私も、感覚的な編集に頼りすぎず、自分のやり方を体系化し、伝えられるスキルを磨いていきたいです。動画編集を学びたいと考えている人に寄り添える編集者を目指して、これからも成長していきたいです!