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Nikon Zf ファーストインプレッション

先日Nikon Zfをお迎えしました。


経緯について触れると非常に長くなるので一言まとめると「Zマウントのレンズをもう一度使いたくなった」ということ。

↑こちらは以前Z5を使っていた時の写真です。

店頭で試すのと実際に使うのとはやはり違うわけで、散々擦られてますが私なりのZfファーストインプレッションを書きたいと思います。

※以降の写真はNikon ZfとNIKKOR Z 40mm f2で撮影した写真になります。





質感・操作性

触ると感じるボディ底面のプラ感。私のボディだけかもしれませんが再生と削除ボタンの印字が曲がっているのがすごく気になる。あと数万円高くても良いから質感を上げて欲しかった。
でも手に取りやすい価格、使いやすい重量を考慮すると落としどころとしてこんなもんかなと。開発の方も相当悩まれたんじゃないかと勝手に想像しました。

バリアングルで液晶をひっくり返せるのは良いです。でも実用ならチルト派。YouTuberの「バリアングル正義」みたいな風潮は嫌いです。ミラーレスで自撮りする人なんて見たことない。



ピント拡大表示をシャッター半押しで解除できない仕様はやっぱりつらい。Z9とZ8は半押し解除が実装されているそうで、ボディの性能ではなくソフトで改善できる部分で上位機と差別化しているのは正直クソだなと思う。近々ファームアップデートがくるらしいのでNikonさん頼みますよ。



最近触ったカメラ(α7cⅡ、X-T5)と比べて

AFはα7cⅡが圧倒的に上かなと思います。超えられない壁があるレベル。
設定次第ではZfやX-T5もα7cⅡに迫れるかもしれないけどα7cⅡに関しては特に設定なしで十分な性能を発揮するのがすごいところ。


αだったら被写体認識しそうなシチュエーションでも外したり認識しなかったりする。

X-T5より少しは・・・でも似たようなレベルかな。
比較すれば差はあるけど日常で使うなら困ることは無いと思います。40mmF2ではなくSラインのレンズだったらもっとAFが早いのかもしれません。





思わぬ収穫だったのが撮って出しの色が良いこと。特にディープトーンモノクロームがすごく良い。カラーも3機種の中では一番好きです。


ディープトーンモノクローム撮って出し


ディープトーンモノクローム撮って出し


リッチトーンポートレート撮って出し


キットレンズの40mm、ほんと不思議な魅力のあるレンズです。妙に色っぽい写りをする時もあるし40mmって画角が日常使いに馴染みます。
「他のレンズいらないかな」と思ってしまいます。(買いますが)


現像するにしてもフルサイズの2400万画素のRAWデータは扱いやすいです




α7CⅡとは発売時期が近いだけに比較検討されることが多いかと思います。両方使って感じたのは方向性が全く違うので比べるだけ無駄ということ。

どんな方にはどっちがオススメ?と聞かれて答えるとしたら
写真機として持ち出してたまに数十秒の動画を撮る程度ならZf
それ以上の頻度で動画を撮るならα7CⅡ
と言った感じでしょうか。



どちらでも写真・動画が撮れますが、写真はZf、動画はα7CⅡのほうがそれぞれの撮影の気持ちよさ、体験の質が高いので自分がどっちを撮りたいかで決めればいいと思います。

私のように写真メインで使うならZfを選んでおけば間違いないでしょう。


※GFXで撮ってます


レンズはゆっくり揃えていく予定なのでその都度記事にできればと思います。Nikkor Z50/1.2とGFXの比較なんかもできればと妄想してます。

最近は朝起きてテーブルに置かれたZfを見てニヤニヤするのが日課になっているので、とりあえずお迎えして良かったなと思います。


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