自衛隊応援議連

 自衛隊応援議員連盟が発足されるそうです。防衛省から自衛隊の現状と課題を聞き取るなど、自衛隊員の処遇改善策などを検討していく議連だということです。ウクライナの件で国民の安全保障への関心が高まっていますから、こうした動きがでてくることも当然でしょう。

 しかしながら、自衛隊のありがたみというのはしっかりと理解してくれている方も多くいらっしゃいますし、こうした事態にならなくとも、同様の議員連盟があってしかるべきだと思います。で、既存の議員連盟を調べてみると、Wikipediaに議員連盟一覧がありました。信ぴょう性はいま一つでも、目安くらいにはなるでしょう。で見てみると、まぁ沢山ありました。その数、357です。一つ一つチェックする時間もありませんがざっと見てみると「海外派遣自衛隊を支援する国会議員の会」、「安全保障議員協議会」なんていうところが関連してそうです。しかし、議員連盟というのは本当に多岐に渡るなと思いました。先述の2つもつ組めていくつか詳細を見てみましたが、既に無くなった「青嵐会」も書いてあったので357よりは少ないのでしょう。

 「外派遣自衛隊を支援する国会議員の会」はリンク先も未編集、検索してもホームページ等、見つかりませんでした。この辺りはデリケートですし、イラク派遣の時に立ち上がって、風化してしまったのかもしれません。もう一つの「安全保障議員協議会」はリンク先未編集でしたが、ホームページがありました。中には「政権に一言」なんていうコンテンツがありましたが、平成23年3月を最後に更新されていなかったので、こちらもアクティブなものではないのでしょう。そう考えると、そうした議員連盟が無かったのはちょっと残念ですが、ぶっちゃけた話、票につながらないのでしょうね。それが票につながるような情勢になってしまったから立ち上がったということでしょう。

 立ち上げたのは立憲民主党の有志議員で、設立総会には約70人の党所属有志議員が出席、会長に枝野幸男前代表が就任したそうです。立憲民主党にも安全保障に熱心な議員も当然いらっしゃるのでしょうが、流石に「虚構新聞」の記事かと思いました。何やらもうグラグラな感じですね。選挙前ということもあるのでしょうが、流石にどうなんでしょう。正直、立憲民主党を取り上げる気にもならないのですが、どうしてここまでネタを提供してくれるのやら不思議です。勝手に想像しますと、共産党と離れたいのかもしれませんね。国民の支持を得られそうで、共産党から批判されそうな選択肢だと思います。でも、話してくれないと思います。反応が見たくてフォローしていない志位委員長のtwitterを確認して見ましたが、このことには言及しておりませんでした。

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