「まちづくり」という言葉に感じていた違和感と、「アーバニスト」という言葉が気づかせてくれたこと
つい最近まで、「都市」だったり「まちづくり」という言葉は、自分にとって、遠い言葉だった。
元々、「まちづくり」という言葉に苦手意識があった。
それは、「まちづくりは、行政や都市計画をつくる人など、一部の専門家による営みである」という思い込みがあったからだと思う。
ただ、タイミングとして、去年7月に京都に戻ってきたあたりから、「自分自身も、都市の構成員の一人である」という感覚が、強くなってきた。
京都に拠点を戻したことも影響の一つだったが、for citiesの活動や「アーバニスト」という言葉に出会った影響も多かった。
for citiesの活動や「アーバニスト」という考え方は、「一部の専門家ではなく、一人ひとりの生活者が都市に影響を及ぼしている」ということに気づかせてくれた。
よくよく考えてみれば、東京に住んでいる時だって、都市の構成員の1人であったはずだし、住民税も払っていた。
また、現在も分かりやすく地域社会にひらかれた活動をしているわけでないので不思議ではあるが、京都という土地は、自分に強くそのような感覚を意識する機会をくれたように思う。
以前書いたような、「生活者として生きる」というスタンスにもつながるかもしれない。
このあたりの考えの変化については、引き続き探求していきたいなと思いつつ、現時点の考え方を整理してみた。
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