グラフィックデザインの4大要素
グラフィックデザインを考える上で、構成に必要な要素があります。
・レイアウト(写真/イラスト)
・フォント
・色
・文章(キャッチコピー)
です。これに印刷物の場合は、出力される際に"紙"が追加されますが、グラフィックデザインで必要な要素はほぼこの4つに限定されると思います。
逆に言えば、この4つをきちんと構成すればグラフィックデザインはきちんと出来上がります。
レイアウトにもルールが、フォントには膨大な種類が、色には業種によって好まれる色組み合わせが、文章には気の利いた言い回し・分かりやすい文章の編集能力が必要になってきます。
紙も種類により、様々な風合いを出すことが可能になります。
最初慣れないうちによくあるのが、デザインをする上で誰もが気にかけるレイアウトばかり気にしてしまうというパターンです。
最も目立ちますので。
しかしその後、まず色の選定で手こずるでしょう。そして、フォントで悩みますw なんとか無理くり納めて、タイムオーバーにより、文章は先方からもらったまんまで全く見ないで終わるのですww
文章の校正まできちんとできて、始めてちゃんと作っていると言えるでしょう。
こういうことを悩みながら、皆デザインを進めていくわけですが、正直レイアウトは一番目立つので、ほっておいても誰しもよく考えます。
キモなのは、フォント・色・文章といって良いでしょう。
ここのディテールで、慣れてるのか慣れてないのか、プロアマの差が出てしまいます。
例えば、フォントはモリサワとフォントワークスが2大フォント会社になりますが、中ゴシックや太ゴ・新ゴなどなど、市販されている雑誌や見慣れた印刷物のフォントの多くにモリサワのフォントが使用されています。
こちらも逆に言えば、モリサワのフォントを上手く使い慣れれば、市販の雑誌や印刷物のようなディテールを見ても精度の高いデザインができるようになります。
色はなんといっても、飲食は暖色系、ビジネス系は寒色、ヒーリング系は緑系の色など、まず業種によって好まれる色合い・男女や年齢層による色の好みの違いを基本として頭に叩き込んでおかなければなりません。
そこから、ようやく応用してデザインをしていくことが可能になります。
『色の基本を知らずしては何もできない』ということですね。
文章は、どうしてもグラフィックデザイン自体がビジュアルで結果を出そうとする職種なので、ここが苦手というひとが多いと思いますが、この文章がへんてこりんだと、一気に制作物の精度が下がりますw
私も正直そう文章は得意な方ではないですが、校正が大得意なメンバーに以前聞いて曰く、『たくさん読むしかない!』です。文章・校正が得意な方々は、校正しながら文章の内容を別提案してきますので、『文章までデザインしてなんぼ』がグラフィックデザインだと思いますね。
こういったことからも、企画までの提案を含めたコピーライターが重要視されるわけです。
ある面、グラフィックデザインの構造とも言える裏のキモが文章(コピーライティング)ですね。
一番目がいく"レイアウト"が全てではないのです。
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