春麗中足ヒット確認で理解する、スト5のフレーム理解の基礎 Ver. 2021/7/2

TnT

フレームについての知識がやっと付き始めてきたので、まとめる。

上記の動画をベースにいろいろ説明する

1. 公式のフレーム表での情報

春麗での説明ね。

中足は 発生6 持続2 硬直16 と書いてある。
今回はフレームの有利不利については触れないので、まずはこの3つについて。Keyflame MPというコマ送り再生できるソフトで確認する。

画像1

1枚目はボタン押す1F前のキャプチャ。
この技は、ヒットするまでに6Fかかる。
持続が2F。これは、当たるであろうフレームが2F存在する。
空振りであれば、この直後に硬直16Fが存在する。
分かりにくいけど、発生の最後と持続の最初は同一Fなので、全体は、さっきの数字を全部足した数マイナス1になる。

全体F

2. ヒットストップとキャンセル可能フレームをsfvdiffサイトで確認

中足の項目のHitboxes欄、持続FのEffectを探し、数字のリンクをクリックする。

画像3

するとこんなページに行くので、HitFreezeAttackerを見ると、12Fと書いてある。これがヒットストップフレームという。当たった時のオレンジ色のエフェクトが出てる時間。中攻撃は基本的に12Fらしい。

後は、キャンセルの最後のフレームも確認する。さっきのカラフルなページをスクロールするとCancelsというのがあり、そのExecuteのセットの最後のFを確認する。

画像4

上記の画像の場合、CancelListが2つあるが、その下にどの技がキャンセルの対象かが書いてある。たまに、CAとVTのキャンセルのタイミングが違う技なんかがある。ま、春麗の中足の場合は一緒なので、今回は気にしない。

で、キャンセル猶予の最終Fは黄色の11F目。これは、発生6Fの後、ヒットエフェクトの最中のFになる。ここのフレームまでに、百裂脚、スピバ、気功拳等の必殺技コマンドが成立してれば、キャンセルされる。

3. 中足のヒット確認猶予Fの計算

ヒットストップとキャンセル猶予を足し、発生を引いた値。
12+11-6=17F
つまり、スタン値やエフェクトが出てから17F以内にコマンドを完成させれば、キャンセルがかかる。

格闘ゲーマーなら、大体、PC版で垂直同期無効にすれば、16F位でエフェクトヒット確認はできる…はず。

4. sfvsimでのヒット確認猶予F確認方法

sfvsimでも確認できる。
中足でエラーが出るギリギリまでディレイをかけて大百裂を出すデータを作る。今回は9が最大値となる。
ディレイを増やしすぎるとTried to cancel but reached the end of the move 2MKとなる。
データはこれね。

画像5

画像6

中足の発生フレームが6、キャンセルで出た大百裂の初めのフレームが24、24-6-1で17Fという計算になる。

いくつかの技で確認したが、sfvsimで調べても、sfvdiffの調べ方と同じ結果になった。

5. ノーキャンセル、カウンター確認の計算方法

ノーキャンセルの場合、持続、硬直、ヒットストップを足して、マイナス1すればいい。
コパのノーキャンセル猶予だと 持続3 硬直5 ヒットストップ8 なので、3+5+8-1=15F。
立小Pのノーキャンセル猶予だと 持続2 硬直8 ヒットストップ8 なので、2+8+8-1=17F。
追突のカウンター確認は 持続2 硬直12 ヒットストップ12 なので、2+12+12-1=25Fとなる。

6. 自分で確認可能なフレーム数の調査方法

たけのこさんの動画内の説明が一番わかりやすいと思う。以下の動画8分半ぐらいから。この確認方法は素晴らしい！


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