初めてイラストの仕事が取れたこと(思い出)
イラストレーターを初めて10年そこそこ(たぶん)の高橋ポルチーナです。
駆け出しの10年くらい前、当時はまだ印刷会社で会社員をしていました。会社員をしながら作品ファイルを送ったり、個展をポツポツやったりしていましたが、まったく仕事が来ず。笑
実績を積みたいのに積めずで、何か突破口が欲しいと考えていました。仕事は仕事を呼ぶ場合が多いので(今になって思うと)まず取っ掛かりがほしかったのです。
あまりにも仕事が来ないので、どうしようかと考えて、絵話塾でお世話になっていたとあるイラストレーターの先生(めちゃくちゃ活躍されている)に相談しました。先生に作品ファイルを見せて、この順番にして、ここに送りなさいと指示されて送りました。
2ヶ月くらい経って、送った先の出版社から依頼がきて、飛び上がるほど嬉しかったのを覚えています。子供向けの歌の本で、たくさんのイラストレーターの中に自分も混じって見開きの絵を2曲分描きました。
ギャラは今考えるとかなり安かった気はしましたが、自分のとっかかりとなった事には間違いありません。頑張って描きましたが今見ると反省点ばかり出て来て冷や汗がでます。。
今は流石に自分で仕事を取れるようになってきて、先生に紹介してもらう事はなくなりましたが、今でも先生が個展を見に来てくださったり、絵を買ってくださったりして、先生には本当に頭があがりません。
先生はキャラクターデザインもされていて、そのキャラクターが自分の身の回りにあちこちいると見張られている気がして背筋が伸びるのでした。
自分で仕事が来るようにあれこれ研鑽するのはもちろんですが、恩師に相談してみるのも何か突破口が開けるかもしれないなとふと思ったのでした。
使えるものは何でも使えと、ことわざにもありますね。
↑仕事を始める前に通っていたイラストスクールの話です。