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AUMA News 2021/9/6

(出典元: AUMA)

ドイツの見本市が再開: 業界として、最大限の実現可能性を政府に要求

・9月に約30の見本市が開催予定
・年末までに110の見本市が開催予定
・「見本市業界は、再スタートに燃えている」

コロナによるほぼ1年の休止を経て、見本市・展示会業界が再始動だ: 9月初旬より、16の連邦州全てで見本市が再び開催可能になった。9月中にも、約30の見本市が対面式イベントとして開催される予定だ。今週火曜日にミュンヘンで始まるモビリティ見本市「IAA Mobility」、来週開催予定の風力エネルギー見本市「Husum Wind」、またケルンで開催される歯科業界の世界的リーディング見本市「IDS」といった、業界内の重要見本市もこれらに含まれる。年末までには110以上の見本市が計画されており、これまで検証されてきた衛生コンセプトによって安全に実施される。

ドイツ産業見本市協会AUMA の経営責任者であるイェルン・ホルトマイヤー氏は、次のように述べている:「再三のロックダウンは、業界に莫大な経済損失を与えた。ほぼ1年の休止を経て再開した見本市には約30万人の来場者が参加し、衛生・健康のコンセプト全体がいかにうまく機能しているかをはっきりと記録した。見本市業界は再スタートに燃えている。連邦政府と州政府には、最大限実現可能にしてくれることを期待している。見本市という出会いの場の準備に向け、我々は最大限計画できる可能性が必要だ。」

2020年には、ドイツで予定されていた380の見本市のほぼ4分の3が中止となった。ドイツの見本市主催者は、最大70%にのぼる損失を受け入れなければならなかった。2020年3月以降の経済損失は、420億ユーロにのぼる。

翻訳:株式会社ノイ

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