メッセ先進国ドイツ発、代理出展の提案
ノイの海外見本市への代理出展のご案内
これまで通りブースの準備し、本来出展者が行う作業を代理でご対応しますという内容です。展示品管理やアンケート、リアクションメモ集計のご提出、現地会場調査などがメイン。
ドイツ発、代理出展の提案を見つけました
さて、ドイツは見本市・メッセ業界の先進国です。という枕詞は繰り返してきましたが、そんなドイツの施工業者のアイデアのみならず行動力は、我々の参考にも刺激にもなります。現地の業界記事からのご紹介です。
記事全文の翻訳は、PDFで上記の通りにUPしました。
ミュンヘン拠点の施工業者が代理出展の提案
ドイツで開催の国際見本市も、当面の間なかなか開催されていません。徐々に開催されたとしても、海外渡航制限のある中、出展者や来場者の現場対応にはやはりハードルが残り、代理出展という可能性を現地業者も模索中。
現地の施工業者たちの想定としても、2021年の春夏はまだ厳しく、秋冬から再開され始めるのではとのことです。そのような状況下で、ミュンヘン拠点の施工業者の女性社長が提案している代理出展の形は、なかなか斬新な切り口です。
フィジカル開催のイベントありきですが、その会場内をAR機能を備えた機材を装着して、現地に来ることのできない出展者や来場者のために立つということです。代理で歩いて視界を共有しながら、コミュニケーションを代行するという提案になります。
完全デジタルではなく、フィジカル開催ありきという点ではやはりブース施工業者ならではのアイデアだなとも思います。今後しばらく、フィジカル開催されたとしても、完全に自由に今まで通り、出展者も来場者も集結することは、確かに難しいでしょう。
プラットフォームそのものは、フィジカル開催として残り、最重要な場所として残るという前提のもの、そのプラットフォームをデジタルや先端技術でどう拡大していくか、それこそ視界を拡大できるARなどをサプリメントに、フィジカル開催のイベントが補強できるかもしれませんね。
こんなことしたら、いくらかかるんだろうとか、そういう課題は何をやっても出てくると思います。どうやったら実現できるかと、果敢に提案していくいく姿勢には、共感しモチベーションをもらいます。
ミュンヘンのメッセ会場は世界でも一流の見本市を開催し、インフラとしてもお手本になるような施設です。いつかミュンヘンの現場仕事でもつながるかもしれませんし、何か協業できるようなことがあるかもしれない。
さっそく、ミュンヘンの施工業者へ、問合せしてみます。
takahashin1, NOI
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