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窓断熱リフォームは今年の補助金がアツい!

もう始まっている、窓リフォームの補助金がスゴイです。
補助率最大50%、上限200万円という過去最大の大盤振る舞い!
締め切りは年内に工事完了です。

ここ数年の流れは「〇〇ポイント」などと称して、省エネリフォーム全般に対して30万円程度の補助金が毎年設定されていました。
今年はそれに加えて、なんと窓だけで200万円が上乗せです!

窓に対してこれほどの補助金が支給されるのは、今回が最初で最後ではないでしょうか。チャンスの女神には前髪しかありません。
「寒い窓をなんとかしたい!」
と長年お悩みだった方は、この前髪をつかむべく、今すぐ重い腰を上げましょう。

しかしなぜ、今こんなに多額の補助金が出るのでしょうか?
これには理由があるのです。

昨年の国会で、「建築物省エネ法」が改正されました。これにより、25年4月(予定)から新築される住宅は、すべて省エネ基準の適合が義務化されます。

実は今現在は、一般の住宅に対して省エネ基準の適合は義務ではありません。断熱材の一切入っていない家でも建てることは可能なのです。

しかし2年後から建てられる家は、耐震基準と同様に、「省エネ基準を満たさなければ建てられない」つまり「必ず最低限の断熱性能が備えられる」ことになります。

この法改正は今後、住宅の価値にも大きな影響を及ぼすと考えられます。

25年4月以降に建てられる家は、それだけで省エネ基準を満たしていることを証明できます。当然ながら、性能が高いことを証明できれば、家の価値も高くなります。

しかしそれ以前に建てられた家は、設計図書や工事履歴などを用意しなければ、家の性能を証明することができません。そして実際に、これまで省エネ基準を満たさない家が多く建てられてきました。これでは、家の価値を維持するのが難しくなります。

つまり、法律によって「家の価値を決める基準」が新たにつくられてしまうのです。

そのため、これまでに建てられた断熱性能の低い家を救済する意味で、今年は窓の断熱リフォームに大盤振る舞いの補助金が支給されるという訳です。

窓の断熱リフォームはこれまでにも何度か記事に上げていますが、家全体の断熱性能を上げるリフォームとしては費用対効果が高く、工事も他の工事との絡みがない(ハツリ式のサッシ交換を除く)ためお手軽です。

このような補助金は来年以降も継続される可能性はありますが、予算はどんどん縮小されていくのが通例です。

断熱工事は一度行えば、建物が存在する限りずっと快適に、光熱費もオトクに過ごすことができます。それなら一日でも早く工事した方がいいですよね。補助金額が最大の今こそが、最大のチャンスなのです。

詳しくはまたシリーズで記事にしていこうと思っていますが、
取り急ぎ下記情報をご参考にしてみてくださいね。



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高橋みちる|リフォームコンサルタント
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