#3「ファインダー」楽曲解説
今回のミニアルバム「それでも僕は、」の中では一番前に作った曲。
東京時代に作っているので、おそらく15〜16年前とかそのくらい。その際にデモを作ったんだけど、その時とほぼ同じアレンジでの再録。
個人的にはかなり気に入っているんだけど、キーであったりテンポ感であったり、気持ちよく演奏するのが難しい(苦手)。
ライブでも何度か演奏してるけど、もっと良くなりそう。(←まず練習しよう)
音源ではスライドギターを入れたんだけど、ボトルネックなんて洒落たものを持っていないので、トライアングル叩くための金属の棒を使って弾いた。
アコギと声だけで作ろうってのがコンセプトと言えばコンセプト。素朴な音作りを目指した。
今回のミニアルバム「それでも僕は、」では、プロモーションの為にラジオに出演させてもらった。
福井では民放ラジオ局はFM福井とFBCラジオの2局しかないが、どちらも出演させてもらった。
で、実はそのどちらの局のパーソナリティさんも触れてくれたのがこの「ファインダー」。
おそらく収録曲の中では一番地味だし、ポップじゃないし、わかりにくい曲なんじゃないかと思っていたんだけど、なんだか嬉しかったな。
狙って作ったわけじゃないんだけど、「太陽」とか「サイダー」などのワードが出てくるせいか夏っぽい印象。というか、子供の頃の夏休みっぽいイメージ。
子供から大人になって、それでも子供の頃の気持ちを忘れずにいたいみたいな内容なのかな。
あまり狙いを定めて作った曲じゃなくて、なんとなくギター弾きながら気持ち良いところを探っていたら出来上がった感じ。
なので、歌詞にも特に強い想いがあったり、特定の思い出と結びついていたりするわけじゃない。
だけど、全体を通して聞いて抱く想いなんかは、なんとなく僕が言いたいことだったりして。
その辺りが好きな所以なのかな。
「タカハシ歌本」と題して、このnoteで歌詞とコードを公開しているのでご興味持たれた方がいれば読んでみてくださいませ。