オンラインコミュニティ内の通貨 2020/05/23
こんばんは!
これから始める
村のようなオンラインコミュニティ
「なめらか村」について考えていたら
地域通過「萬(よろず)」
のことを思い出しました
地域通貨「よろづ屋」は2010年4月から旧・藤野町で始まりました。現在は400世帯ほどが参加しています。藤野町の人口は約8600人(約3700世帯)なので、全体のおよそ10分の1。かなりの割合ですね。
どんなに人数が増えたとしても、顔の見える関係を前提としています。その定義は人によって異なるため「藤野で誰かが困っているときに助けに行ける範囲」を目安にしているそうです。
仕組みはとてもシンプル。紙幣を発行するのではなく「通帳型」を採用し、「萬(よろづ)」という単位(1萬=1円が目安)でやり取りをします。参加者はメーリングリストに登録し、メールで「誰か◯◯してくれませんか?」と投稿して、できる人が返事をする。たとえば「いらなくなった冷蔵庫を1000萬で譲ってください」といった具合に。やりとりが行われるときは実際に会い、専用の通帳に金額とサインを記入したら取引成立。簡単なので日常の小さな困りごとにも頻繁に利用されているようです。
仕組みはとてもシンプルなので
オンラインでどう再現するかを
考えてみようと思います
「よろづ屋」に入る前と後では何がちがうかというと、安心感なんですね。つながっていることでの安心感が確実に生まれています。たとえば藤野に引っ越してきてどこに何があるかわからないときに、「よろづ屋」に入ってみんなに聞けばいいという安心感があると思います。
困ったら頼れる関係性が
地域通貨を通して実現している
ってすごい
お金の起源は経済学的には物々交換だと言われていますが、文化人類学的には贈与経済が起源としているそうです。そう考えると、地域通貨はお金の役割を本来の意味であった「つながり」に戻す動きなのかもしれません。
「みなさん最初は戸惑うのですが、マイナスがつくということは、地域の誰かの生かされていないスキルを発見するとか、そのままではゴミになってしまうものに価値を見出すということです。なので、むしろ積極的にマイナスを作ってくださいと、最初の説明会では力を入れて説明しています」(潤一さん)
たとえば、いらなくなったランドセルが誰かにとっては価値のあるもになったり、プロではないけれど得意な料理やヘアカットのスキルが人の手助けになったり、求められていることに気がつかなければそのまま埋もれてしまう地域の「資源」に、その声を届け、活かしやすくする仕組みが「よろづ屋」なのです。
僕は
世界のつながりをなめらかにすることで
自分や周りの人たちが笑顔になれる世界を
作りたいと思っています
そのために
地域通貨ならぬ
オンラインコミュニティ通貨が
その世界を実現してくれるかも
と感じました
さらに
マイナスは誰かのプラスを引き出している
という考え方が
素敵すぎる
藤野地域通貨「よろず屋」の
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