「日本の音大」に未来はあるか? 序章
割引あり
2010年に音大の学長に就任して以来、いつか書かなくてはならないとずっと思い続けてきた。ようやく落ち着いた時間を取り戻したので、今回こそは着手する。これもnoteの効用である。
もう一つのきっかけは、「音大崩壊」という本の出版である。
「音大の生き残り」がようやく世間の関心事になってきた。だが、私の経験からいって、本書が提言する処方箋だけでは到底「日本の音大」を救うことはできない。
ということで、ようやく重い腰をあげて、【連載】日本の音大に未来はあるか? を書きはじめる。本連載は、いずれnote有料マガジンにする予定である。
【執筆済】
序章 「日本の音大」に未来はあるか?(☜この記事)
第1章 クラシック音楽の二つの意味
第4章 「日本の音大」の歴史的起源
特殊な存在としての「日本の音大」
「日本の音大」は、二重の意味で特殊であった。
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3,318字
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