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ガバナンス崩壊?! 日本の私立大学 《定期購読》

大丈夫か?日本の私立大学!〜元学長の体験的大学論。 本当は何が問題なのか。25年間の私立大学経験、足かけ12年の2つの私立大学での学長経験から、日本の私立大学が抱える困難と課題を…
なんでこうなるの?日本の私立大学は本当に大丈夫? 理不尽さの理由はどこにあるのか。誰にも聞けない誰…
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#学長

【元学長の体験的大学論】 低迷する私学の本当の原因は理事会にある

私立大学の担い手には、理事、教員、職員、学生がいる。 ダメな大学ほど、「うちは学生がダメだから」となげく理事と教職員が多い。これは昔ながらの悪しき慣習のようだ。 理事会がダメ、教員がダメ、職員がダメ、学生がダメ。全部ダメではもちろん救いようがない。 だが、本当にダメなのは誰なのか。

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非営利組織の経営を考える ⑧(深掘りLIVE #24 文字起こし記事)

深掘りLIVEの24回目、「非営利組織の経営を考える」の⑧をやりたいと思います。 ドラッカーの「非営利組織の経営」を考える。テキストの今日は第4部「ボランティアと理事会」のところを見ていきたいと思います。162ページからです。 非営利組織にとってはボランティアが重要である ここでは、理事会の役割について書いてあるんですけど、そこでなぜかボランティアっていうことが書いてありますが、ボランティアということは、実は非営利組織にとってはとても重要なことなんですね。 いわゆる営

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日本の私立大学の運営と経営を考える ⑤(深掘りLIVE #17 文字起こし記事)

深堀ライブの17回目ですね。「日本の私立大学の運営と経営を考える⑤」、その5ですね、を話したいと思います。 これまで1、2、3、4で何を話してきたのか、全体像を少しまとめておきたいと思います。 少子化圧力が私学にマネジメント能力を要請したまず、私立大学が今置かれている状況。これは一番大きいのは、やっぱり少子化圧力ですね。 少子化圧力が加わってきたことで、マネジメントが必要になってきた。 それ以前の私立大学は、悪く言えば何もしなくても人が集まった。 だからマネジメントがあ

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日本の私立大学の運営と経営を考える ④(深掘りLIVE #11 文字起こし記事)

深堀ライブの11回目ですね。 今日は「日本の私立大学の運営と経営を考える」の(その4)を話したいと思います。 これまで(その1)(その2)(その3)とお話をしてきました。 日本の私立大学はガバナンスが問われる時代になってきた。その一番大きな理由は少子化の進行です。 日本は私学の割合が異常に高い が、その前段の話として、実は日本というのは他の先進国に比べて、先進国だけじゃないですね、他の国と比べて私学の割合が異様に高いんですね。 私学の割合が異様に高い。 これは理由があ

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日本の私立大学の運営と経営を考える ③(深掘りLIVE #9 文字起こし記事)

金曜の9時になりました。深堀ライブの9回目になりますね。 今日は「日本の私立大学の運営と経営を考える(その3)」です。 この「日本の私立大学の運営と経営を考える」、深堀ライブの3回目で、8月25日に一度喋っています。 それからその後、深堀ライブの5回目「日本の私立大学の運営と経営を考える(その2)」を9月15日にお話ししています。今日が10月の20日ですね。 これまで何を話してきたか。ちょっと簡単に振り返ります。 その1)私学におけるガバナンス強化とは? 1回目の時に

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日本の私立大学の運営と経営を考える ②(深掘りLIVE #5 文字起こし記事)

金曜の夜9時5分になりました。今日はメンバー限定の深掘りライブの5回目ですね。「日本の私立大学の運営と経営を考える」の2回目をやりたいと思います。 日本の私立大学の「運営と経営を考える」の2回目ですね。 前回いろんな話をしたんですが、もう本当に前段の前段しか話せなかったので、本題に入っていきたいんですけれども、結局、日本の私立大学の「運営と経営」と。 なんでこれ、「経営」だけじゃなくて「運営」をつけたかということなんですけど、マネジメントといったときには、実は経営的なマネ

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日本の私立大学の運営と経営を考える ①(深掘りLIVE #3 文字起こし記事)

8月25日の午後9時5分になりました。深掘りライブの日ですね。金曜日9時ということで、今日は第4金曜日ですので深掘りライブの日ですね。 深掘りライブの3回目になります。 テーマを何にしようか悩んだんですけれども、オンラインサロンに私学関係者が多いので、「日本の私立大学の運営と経営を考える(その1)」ということで、お話ししようと思います。 「日本の私立大学」と一括りにできないほど、日本の私立大学というのはいろんな大学がありますし、運営形態も多様ですのであんまり一般化できない

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名芸学長選考問題から大学の未来を考える①(深掘りLIVE #10 文字起こし記事)

■名古屋芸術大学の学長選考をめぐる問題 深堀ライブ、10月27日金曜日の夜ですね。 深堀ライブの10回目になりますけれども、今日はこの問題、取り上げないわけにはいかないだろうと思いますので、話していこうと思いますが、名古屋芸術大学、名芸というふうに言うんですけれども、そこで、次の4月からの学長選考をめぐって、学内が揺れているということで、ちょっと私も関わりがあるので、これについては少し深掘りする必要があるだろうと。 ■日本の私立大学における学長選考と理事会の問題 ただ単

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深掘りLIVE #10 名芸学長選考問題から大学の未来を考える①

メンバーシップに加入すると全編(25:11)を視聴することができます。

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深掘りLIVE #5 日本の私立大学の運営と経営を考える ②

メンバーシップに加入すると全編(24:58)を視聴することができます。

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いま、私にできること

若くして大学の学長を経験したことは、私にとってなによりも貴重な体験でした。 大学トップである学長という重責を、46歳の若さから足かけ12年にわたって二つの大学で担ってきました。少子化が進行する中、きわめて課題の多い地方の小規模芸術系大学において、政治学というまったく専門外の立場から日本の私立大学の運営と経営に関わってきました。 学長就任以前から、大学の学務・広報・演奏活動支援・IT化・DX推進・施設設備改善・キャンパス再整備・建築などあらゆる分野に携わってきました。学長に

こんな人生もある

▶︎《簡単なProfile》 2010年から2021年まで足掛け12年にわたり、二つの私立大学(地方の小規模な芸術系の大学)で学長を務める。専門は政治学。 1996年から2021年まで四半世紀にわたり、政治学者として「日本の音大」改革に取り組む。 2021年3月末にてセミリタイア。2023年卯年に還暦を迎える。 現在、老後の不安を抱えつつも、札幌でのんびりと暮らしている。 2023年4月、noteをプラットフォームにオンラインサロンをはじめる。 noteを舞台に はじめる

スマホが手離せない学長でごめんなさい。 〜私のSNS遍歴 1993-2023

学長時代のSNS活用の事例も含めて、私のSNS遍歴を紹介しておきたい。これも一つの自己紹介として読んでいただければと思う。 インターネットとSNSの歴史を振り返りながら、noteを含めたSNSの今後の可能性についても考えてみたい。キーワードは、デジタル革命、インターネット、ソーシャルネットワークである。 《デジタル》革命、そしてインターネットの《進化/深化》は、《ヴァーチャル/リアル》なソーシャルネットワークをどのように変容させてきたのか。この30年間の変化は想像以上に大

「日本の音楽大学に未来はあるか」とChatGPTに聞いてみた -閑話休題-

いま流行りのChatGPTを使ってみた。ChatGPTとは、AI(人工知能)を使ったチャットボットだ。Web上で、メールアドレスと電話番号でサインアップすれば無料で利用できる。 ChatGPTくんの回答 さっそく、 と聞いてみた。ChatGPTくんのAIによる回答はこうだ。