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ガバナンス崩壊?! 日本の私立大学 《定期購読》

大丈夫か?日本の私立大学!〜元学長の体験的大学論。 本当は何が問題なのか。25年間の私立大学経験、足かけ12年の2つの私立大学での学長経験から、日本の私立大学が抱える困難と課題を…
なんでこうなるの?日本の私立大学は本当に大丈夫? 理不尽さの理由はどこにあるのか。誰にも聞けない誰…
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#学生

【元学長の体験的大学論】 低迷する私学の本当の原因は理事会にある

私立大学の担い手には、理事、教員、職員、学生がいる。 ダメな大学ほど、「うちは学生がダメだから」となげく理事と教職員が多い。これは昔ながらの悪しき慣習のようだ。 理事会がダメ、教員がダメ、職員がダメ、学生がダメ。全部ダメではもちろん救いようがない。 だが、本当にダメなのは誰なのか。

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「育てる大学、育つ大学」をつくる ④ (深掘りLIVE #45 文字起こし記事)

note音声記事 LISTENで聴く、LISTENで読む 深掘りLIVE #45 「育てる大学、育つ大学」をつくる ④ 深堀ライブの45個目ですね。ちょっと久しぶりになりますが、「育てる大学、育つ大学をつくる」のその4をやりたいと思います。 ますます進む大学のユニバーサル化とミスマッチ この「育てる大学、育つ大学をつくる」は、これまで3回お話してきましたが、最初、一番大きなのはやっぱりミスマッチですね。高等教育、大学のユニバーサル化というものが進んで、いろんな人が大学

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自然淘汰時代を生き延びる新機軸の大学改革論 ①(深掘りLIVE #42 文字起こし記事)

note音声記事 LISTENで聴く、LISTENで読む 深掘りLIVE #42 自然淘汰時代を生き延びる新機軸の大学改革論 ① 深掘りライブの42個目ですね。だいぶ間が空いてしまいました。いろいろとありまして、過去のいろんなエピソードをまとめたりとかね、していたら結構、時間が経ってしまいました。 学修者本位のユニバーシティのために「自然淘汰時代を生き延びる新機軸の大学改革論」。新シリーズのその1ですね。副題をつけました。学修者本位のユニバーシティのために。 学修者本

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「育てる大学、育つ大学」をつくる ③ (深掘りLIVE #40 文字起こし記事)

note音声記事 LISTENで聴く、LISTENで読む 深掘りLIVE #40 「育てる大学、育つ大学」をつくる ③ 大学のユニバーサル化深堀ライブの40個目ですね。「育てる大学、育つ大学をつくる」のその③をやりたいと思います。 育てる大学、育つ大学っていうのは、私がたどり着いた大学のあるべき姿を一言で言う。二言ですけどね。端的に表現する言葉だと思ってるんですが。 その①では、大学はユニバーサル段階に入って、大学が本来思っていた高等教育、教員が思い込んでいた高等教育

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オンデマンド教育が日本の私学を救う④(深掘りLIVE #33 文字起こし記事)

LISTENで聴く、LISTENで読む 深掘りLIVE #33 オンデマンド教育が日本の私学を救う④ 深堀ライブの33個目になります。「オンデマンド教育が日本の私学を救う」のその4ですね。このシリーズはこれで完結にしようかなと思っております。これまで3回話してきて、これが4つ目になります。 深堀ライブの配信について その前に、この深堀ライブですが、これはLISTENというプラットフォームをホストに配信して、そこで音声を試し聞きすることができます。有料エピソードですので、

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「育てる大学、育つ大学」をつくる ① (深掘りLIVE #30 文字起こし記事)

LISTENで聴く、LISTENで読む 深掘りLIVE #30 「育てる大学、育つ大学」をつくる ① 深堀ライブの30回目になります。少しサムネイルも変えて新シリーズですね。「育てる大学、育つ大学」をつくるのその1を始めたいと思います。 これの意味ですね、そしてどんな内容を話すのかということを少し、今日は1回目ですので、概略的にお話をしようかなと思っています。 その前に、実はこの深堀ライブですけど、これまではstand.fmをホストに配信してきたんですね。27回目までは

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2020年4月、コロナをこうして乗り切った! オンデマンド教育が日本の大学を救う

キャンパスFM6214。今日の放送は、昔収録した音源をちょっと編集してお送りしたいと思います。 「アフターコロナのオンデマンド教育のために」ということで、今ちょうどオンデマンドの重要性ということをnote記事にも書き始めました。それと連動する形で、アフターコロナのオンデマンド教育について、コロナで新学期の開始が遅れた2020年度の経験について語っている音源を紹介します。ちょうど2021年の2月に、ある通信制の高校の求めに応じてやった録音です。 2020年4月時点での予測と

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日本の私立大学の運営と経営を考える ③(深掘りLIVE #9 文字起こし記事)

金曜の9時になりました。深堀ライブの9回目になりますね。 今日は「日本の私立大学の運営と経営を考える(その3)」です。 この「日本の私立大学の運営と経営を考える」、深堀ライブの3回目で、8月25日に一度喋っています。 それからその後、深堀ライブの5回目「日本の私立大学の運営と経営を考える(その2)」を9月15日にお話ししています。今日が10月の20日ですね。 これまで何を話してきたか。ちょっと簡単に振り返ります。 その1)私学におけるガバナンス強化とは? 1回目の時に

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【元学長の体験的大学論】 人工知能と少子化時代の大学の生き残りかた

こんなTweetをしてみた。 私も大学教員をやっていたので、大学教員のフォロワーも友達も多い。 そんなSNSで、大学教員のあいだで最近話題になっているのが、ChatGPTの扱いだ。 大学教員にとってのChatGPTの衝撃⁉︎話題になっているのは、学生がレポートにChatGPTを使ってきたときの対応だ。どう見抜くか。そもそも使っていいのか。使わせないのか。 使わせないとか、見抜くとか、そういう議論自体がどうかしている、と私は思う。 私ならこうする。

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「日本の音楽大学に未来はあるか」とChatGPTに聞いてみた -閑話休題-

いま流行りのChatGPTを使ってみた。ChatGPTとは、AI(人工知能)を使ったチャットボットだ。Web上で、メールアドレスと電話番号でサインアップすれば無料で利用できる。 ChatGPTくんの回答 さっそく、 と聞いてみた。ChatGPTくんのAIによる回答はこうだ。

【元学長の体験的大学論】 日本ではなぜ社会人学生が増えないのか

若くして二つの大学で学長を経験した政治学者として、日本の大学についてもたくさん思うところがある。 そこで、【元学長の体験的大学論】として連載を始めることにする。あえて論証よりも独断的な主張に偏向した記事として書いていく。 (6月6日追記)完全オンライン大学「ZEN大学」開設のニュース こんなニュースが飛び込んできた。この記事とも関連するのでリンクを追加しておきます。 第一弾は、日本で社会人学生が増えない理由についてである。 まずは、チャボくんに聞いてみたまずは、チャボく

無償で演奏しちゃいけないと音大生に言い続けてきた私がいま、無償で文章は書いちゃいけないと自分に言い聞かせている。

気がつけばいま下書きが76本もある。。。それはさておき、本題へ。 その前に、私のプロフィール。念の為。 無償で演奏しちゃいけないと音大生に言い続けてきた私がいま、無償で文章は書いちゃいけないと自分に言い聞かせている。じつは、タイトルだけで言いたいことは尽きている。だが、それでは記事にならないので、少しだけ解説したい。 音大生は演奏ができる。 音大の教育内容も多様化したので、最近はそうでない音大生もいる。が、それもさておき。 学生だから無償で演奏するのが当然? その

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【元学長の体験的大学論】一学部一学科制のススメ (小規模大学編 1 日本の音大)

若くして二つの大学で学長を経験した政治学者として、日本の大学についてもたくさん思うところがある。 そこで、【元学長の体験的大学論】として連載を始めることにした。あえて論証よりも独断的な主張に偏向した記事として書いていく。 第一弾は、日本で社会人学生が増えない理由についてであった。 第二弾は、一学部一学科制のススメである。 じつは①と③は、第一弾「日本で社会人学生が増えない理由」と関連している。そして②は、今回とりあげる第二弾「一学部一学科制」というテーマと関連している。

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