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月刊note3 ことばと他者 予測・行動・学習

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過去記事を有料マガジンにまとめました。【有料マガジン2023.vol.3】2023年6月の過去記事マガジンです。「たかはし はじめ note のすべての記事」が読めるマガジンです…
【有料マガジン2023.vol.3】2023年6月の過去記事マガジンです。過去記事を一括購読。6月…
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#社会

『ことばと他者 予測・行動・学習』 articles magazine【2023.vol.3】2023.6.

過去記事マガジン6月号 articles magazine 2023.6.『ことばと他者 予測・行動・学習』【2023.vol.3】を発刊しました! 『ことばと他者 予測・行動・学習』【2023.vol.3】 6月号発刊!☟【2023.vol.3】はこちら ☟【2023.vol.2】はこちら ☟【2023.vol.1】創刊号はこちら 創刊号と第2号の紹介記事です。 ☟創刊号の内容を詳しく紹介しています。 ☟第2号の内容を詳しく紹介しています。 【2023.vol

【こんな人生もある】 ぼくが22歳で腕時計を捨てたわけ 〜クロノスとカイロスの話

22歳のときに、腕時計を捨てた。 理由はいくつかある。 いまのぼくを知る人からは想像できないかもしれないが、ぼくはいたってクソ真面目な性格だった。小学生の頃から、マジメちゃんと呼ばれていた。 高校生まではほんとうに真面目な優等生だった。大学に入ってからもしばらくは、そのクソ真面目さは変わることはなかった。 転機は失恋だった。北関東から名古屋の大学に進学した。生まれてはじめての一人暮らしだ。生まれてはじめて手に入れた自由だ。24時間すべてが自分のものとなった。 これから

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KY と 察するちから のあいだ

最近はめっきり聞かなくなったKY。KYとは、空気が読めない(Kuuki ga Yomenai)の略語だ。もう20年近く前に流行った言葉だ。 空気ってなんだ? それは読むものなのか? 危険予知としてのKYじつは建築業界では、KY活動というのがあるらしい。 KYとは危険予知(Kiken Yochi)のイニシャルだそうだ。 どうやら、空気が読めないのは、日本社会ではかなり危険なことだったようだ。みんな空気を読むことで危険を予知していたらしいのだ。 日本の社会、集団に独特のこ

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異端のススメ 〜普通であることの難しさ

私がとある国立大学の助手だった時代に、ある講演会を企画することになった。その際に候補となったタイトルがこれだ。 このタイトルは講演者の発案だった。私には違和感しかなかった。 普通であることの難しさ? 議論してわかったことだが、その講演者はどうやら自分こそが「普通」だと主張したかったらしい。 だが、私から見てその人はいわゆる世間的な「普通」とはまったく違う個性の持ち主であった。 こんなに魅力的で個性的な人でも「普通」であることにこだわるのか。 私にとっては、意外な驚

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