カウンセリング相談事例 六曜やことわざ等の風習について
😺ネコまっしぐら!な方へ
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これまで多くのカウンセリングセッションを通じて、よく質問される事項があります。それらをここで共有し、新しくカウンセラーとして独立された方々をはじめ、皆様のお役に立てれば幸いです。
家庭環境や教育の影響も
以前、六曜やことわざに囚われたり、マンホールの蓋を踏むと不吉なことが起こるのではないか、あるいは黒猫を見ると必要以上に不安を抱えるというクライアントがいらっしゃいました。これは、幼少期からの家庭環境や教育の影響もあるのではないかと考えられます。
六曜とは
六曜は中国で生まれ、14世紀頃に日本に伝わり、明治時代以降、干支や陰陽道の思想と融合して広まりました。火葬場が友引に休業したり、結婚式場が大安から予約が埋まるといったように、特定の業種では六曜を気にすることもあります。しかし、六曜には科学的根拠がありません。
常に理屈で考えよ
階段の4段目を踏まなかったために転倒して大怪我をする可能性がありますし、雨や雪の影響で平積みの雑誌のうち4番目以外はシワだらけであっても、頑なに4番目を避けるのか。マンホールの蓋を踏みたくないために常に下を向いて歩くのか。意図せず物陰から黒猫が出てきた場合、見るのを避けられないが、その際はどうするのか。論理的に考察すれば、その愚かしさに気づかざるを得ないでしょう。
固定観念に囚われず、様々な視点から物事を捉えよ
また、文化や時代背景によって、同じ事物に対する認識が大きく異なる場合があります。
例えば、日本では怪談の影響で黒猫が不吉とされる一方、イギリスでは幸運の象徴とされています。
同様に、鬼門は凶方位とされますが、実は吉方位であるという説もあります。
また、「666」は悪魔の数字とされる一方、「ミロク数」と呼ばれる幸運な数字として捉えられることもあります。
このような認識の差異は、為政者による民衆支配の一環として意図的に操作された可能性があります。民衆に特定の事象を恐れさせ、行動を制限することで、支配を容易にすることが目的だったと考えられます。重要なのは、固定観念に囚われず、様々な視点から物事を捉えることです。情報源を批判的に吟味し、自分自身の判断に基づいて行動することが大切です。
独自の統計データを出してみよう
もし不安が払拭できない場合は、不吉だと思う行為を行った日に実際に悪いことが起こったか、六曜やことわざ通りになったかを1年間記録し、その統計データを基に検証することをお勧めします。分析することで、それらとの関連性を客観的に評価できるでしょう。
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