【平成の大作】万引き家族を今さら見て。
こんにちは、高橋ナミです。
今さらですが、万引き家族を見てきました。
見終えての感想は、正直、「え?むず!」でした、はい。
それで、口コミやら評価やら読み漁り、
タイトルが実は「声に出して呼んで」が、検討されていたことを知りました。
それでなんかストンと落ちてきたんですよね。
観る前の私の勝手なイメージは、
万引き家族というんだから、家族全員で万引きして、そのためのチームワークやらテクニックやらをドキドキハラハラしながら観る、オーシャンズ11的なものかと思ってました。←安易w
裕福でない日常を細かく表現しながら、
血が繋がっていなくても、優しさや絆を確認できるホームドラマ。
と思いきや、ある時間をきっかけに、「その優しさって、本当の優しさなの?甘えとは?守るとは?」を考えさせられることに。
すべて、偽りの関係。
親子ではない、家族ではない。
でも、親子のように家族のように生きる。
あなたの父になりたい、母になりたい。だから声に出して呼んで。私を認めて。
それぞれの立場での切ない思いがつらかった。
きっと、こんな家族はたくさん居て、いつ自分ごとになるかもわからない。
切ないような苦しいような不思議な後味が残る映画でした。
映画のことはよくわかりませんが、きっと観る人に影響を与えるからこそのパルムドール受賞だったのかなと勝手に思ったり。
イケメンウォッチャーとしては、
祥太役の男の子の今後のイケメンぶりに期待!
整ったお顔立ちで、良い演技をしてくれてました!
最後にわたくしごとですが、今回の映画は、街のミニシアターで鑑賞。
それこそ、小説やら漫画やらで、そういうとこってガラガラなイメージでしたけど、なんと満席!!このシアターがすごいのか、万引き家族がすごいのか。
なかなか出来ない経験をしました。
いろいろ考えさせられる機会になり、
一休さんばりに頭をグリグリする日々でございます。