![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173515496/rectangle_large_type_2_6f6742587eaecda11b6a63ca6850bcf1.jpeg?width=1200)
MOKUMOKUの定例会〜想いと挑戦と応援と〜
2月5日に実施したMOKUMOKUの定例会は、第3期生でいろんなプロジェクトに取り組んでいるメンバーと、1期生で卒論でMOKUMOKUを取り扱ってくれた学生にどんなことを書いたか発表してもらいました。
MOKUMOKUは、大学生が1年間かけて自分の人生と向き合っていくプログラムです。長期実践型インターンシップや地域のマルシェへの出店、高大連携アントレプレナーシップ教育への参加、マイプロジェクトなどなど、様々な社会にひらかれた挑戦をしながら、振り返りと対話を繰り返して、自分の人生を本気で考えていってます。
第3期は県内6つの大学からや学校から、17名が参加しています(うち1名は20歳のフリーター)。
MOKUMOKUは長期実践型インターンシップとして企業の中に長期間入り込む学生や地域プロジェクトとしてチームで取り組む学生たちもいれば、マイプロジェクトとして、自分で取り組む内容を決めて挑戦する学生もいます。
映像をつくってコンテストに応募した学生
地元青森の郷土料理を提供する間借りにチャレンジしたい学生
podcastでラジオを始めた学生2人組
熊本のクリスマスマーケットに出店した学生
の4名がそれぞれプレゼン、最後に卒論発表、という流れでした。
“想い”や“考え”があるから、筋が通る。
![](https://assets.st-note.com/img/1738919442-nikzfbyOQxI53duJVAtNR6D9.jpg?width=1200)
1期生のもなんが話してくれたことは、やっぱり印象的で、MOKUMOKUにとっても大切な言葉だった。
ガクチカは事実として大事だけど、
そこにどんな考えや想いがあるのか、
それがあることで一本軸が通る。
たぶん、日本中の大学生のほとんどが直面する一つが「就活」で、その就活で「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」はけっこう重要視されているらしい。(くうがはほぼ就活してないので知らないし、そもそも2018年はそんな言葉なかった気がする
学生時代のあらゆる経験はガクチカに紐づかれていると言っても過言ではない。それが良いかどうかは分からないけど。
もなんは、めちゃくちゃ就活していた。4月から某都会のハウスメーカーで営業をするらしい。でも、1年生の頃から学生団体にいたり、フリーランスになったり、写真を撮ったり、文章を書いたり、デザインをしたり、他にもいろんなことしてた。たぶん、就職しなくても食っていける。なのに、就活してた。
そんなもなんが、これを言っていたのだ。
ガクチカは事実として大事だけど、
そこにどんな考えや想いがあるのか、
それがあることで一本軸が通る。
ガクチカは、あくまでも力を入れたことで、やったこと/経験したこと/できるようになったことのこと。それは事実として重要視されているけれど、なぜそれをやったのか、なぜ経験したのか、なぜできるようになりたかったのか/経験してみて、どんな学びや気づきを得たのかがあることで、人間性が表現できたり、入社後にこんな活躍ができそうみたいなイメージがでいたりする。
でも、MOKUMOKUは就活支援やキャリアデザインのためのアカデミーではないので笑、もっと別の視点からいうと、意図を持って経験して、しっかり振り返り、言語化することが、自分の人生と向き合う材料になるし、燃料になると信じています。(ここについては、また今度詳しめに書きたい)
諦めていたけど、やっぱ頑張ろうと思った
![](https://assets.st-note.com/img/1738919460-FG9uz5qCyTaADV3MISr8vO1J.jpg?width=1200)
もう一つ、印象的だったのは、青森から鹿児島に進学してきたさくくんのプレゼン。彼はMOKUMOKU入学当時から「将来はお寿司屋さんをやりたい」と言っていた。
それで、鹿児島にいる間に、人に自分の料理を提供する機会を作りたい、ということで間借り営業を目標に動く中で、MOKUMOKU生に海鮮丼を提供する機会を持ってみました。
1人でやっているので(厳密には相談に乗ってくれる人はいた)、メニュー決め、価格設定、準備や運搬、材料の調達、仕込み、仕上げ、提供を1人でやっていた。そこでけっこう心が折れたらしく、事業計画書を書くのが苦手だったり、一気に18人くらいに提供することの難しさを実感して、間借り営業を諦めかけていたらしい。
でも、「海鮮丼提供の前にMOKUMOKU生からの応援メッセージを見て、また頑張ろうと思って」今は青森の郷土料理を提供する間借り営業を目標に動いています。
このエピソードはけっこう嬉しくて、MOKUMOKUを構想した時に描いていたことが少しずつ叶う状況になってきたなあと勝手に思っています。
夢や挑戦したいことを共有して、それを応援してくれる仲間がいること。
他にも別のかたちで挑戦を重ねている仲間がいること。
挑戦している仲間をリスペクトできる関係性があること。
挑戦と応援が相互作用していくことを描いていた一つの理想の姿にやっと、近づいてきました。
MOKUMOKU生の声
聞いていて面白いなって思える話は、やっぱり自分が一歩踏み出せない所に踏み出してやってみてる人達の話だなと思った。思ってるだけじゃなくて行動に移せてる人がこんなにも沢山いるモクモクの環境は、モクモク生のみんなを尊敬するし、ほんとにいい刺激をくれて感謝!
やっぱり人の前でプレゼンすることによって良かったところ、悪かったところ、もっと伝えたかったところを再認識することが出来るんだなー。と実感することが出来ました。
「今後自分が動く時に役に立つかもしれないキーワードを意識して聞いていた。」という観点に痺れた。自分も今回のプレゼンから何か掴み取れたらいいなという楽観的な気持ちで聞いていたので、思わぬところから叱咤を受けた気持ちだった。MOKUMOKU生をここまでやってきてこのような所で気付かされるのは不甲斐ないとは感じるが、これも積み重ねだと考えて次に活かしていきたい。
自分の苦手なことを結構ネガティブに捉えていたけど、自分の苦手な事をちゃんと理解してるのはすごく武器で間借り営業頑張って欲しい!と思いました!
他にも取り上げたいことはいくつかあったけど、一旦、今日はこんな感じで。次回の定例会もお楽しみに〜!