
-大阪で生まれたミュージカル-『人間泥棒』が生んだ絆。集合写真の手がブレるほどの幸せ。前編
2021年12月26日
あなたが過去を振り返った時に一番最初に浮かぶ思い出ってどんな思い出ですか?
楽しい思い出、悲しい思い出、奇跡的な思い出、ジーンとくる思い出。
人それぞれだと思います。
僕にとってのそれは人間泥棒の日々です。
(これからどんどん塗り替えてゆくぞーーー!)
2021年12月26日は
『人間泥棒 〜元小泥棒の夢〜』千秋楽の日でした。
つまり僕にとってはその思い出の最後の1ページです。
本当にぶあつーい本でした。
ハリーポッターくらい分厚い本を読み切った感覚。
さて、ここで人間泥棒の軌跡を振り返ってみようと思います。
2020年11月20日
大阪の友人、横田裕久さんから1通のラインが届きました。
「関西で脚本演出の舞台してみませんか?」
横田さんとは大阪で活動している脚本家であり演出家でありプロデューサーであり俳優でして、《劇団Compass》という劇団を立ち上げプロデュースから俳優まで全てを担当していたり、dysmic entertainmentという毎年4作ほどのオリジナルミュージカルを上演する会社に所属し、そのほぼ全てのミュージカルに関わっていたりと、スーパースーパースーパー舞台人な訳ですが。
その横田さんからお誘いをいただいた僕は、喜びではち切れそうでした。
僕たちの出会いはオンライン上。
Facebookでなんとなーく「わっ!この人面白いことしている!フォローリクエスト送ってみよっ。」って何の気なしに押したリクエストがすぐ承認され、さらに長文のご挨拶メッセージまでいただきました。「この人と何かできたら面白そうだなぁ。」となんとなーく思いながら日々を過ごして一年。コロナ禍到来。
オンラインで何かできないかなぁ。と思いついたのが「うちでMUSICAL DAY!」な訳ですが、講師の候補を出していった時にふと「あれ、そういえば面白い人と繋がったじゃないか!」と思い連絡。そしてそこから4回ほど「うちでMUSICAL DAY!」にご参加いただき、度々一茶企画のミュージカルにも劇場まで遊びにきていただきました。
そしてそんな横田さんから 「関西で脚本演出の舞台してみませんか?」というお誘い。
さて、大阪でどんな作品をやったらいいのか。
どんな題材がいいのか。
どんな人とやりたいのか。
模索の日々が始まります。
人間泥棒ではなかった可能性も・・・
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