なんでもやる、デザイナー
noteを始めるにあたり、自分がどんなデザイナーかを紹介したいと思います。
タイトルにあるように、僕は「なんでもやる」ことをずっとしてきました。
3つの会社を経て、グラフィックデザイン、エディトリアルデザイン、WEBデザイン、サインデザイン、工業デザイン、空間デザイン、環境デザイン…
これだけだとなんだか自分のやりたいことのはっきりしない、強みのないデザイナーのように見えますね。
僕がデザインを学んだのは、武蔵野美術大学の基礎デザイン学科というところでした。
この学科のコンセプト
これに深く共感したのが始まりかもしれません。
華やかな広告業界でクリエイターして名を馳せることに憧れ、デザイン科の門を叩く仲間が多かった中、「何のためにデザインしているんだろう」という疑問を抱え、「作品」を制作することに違和感を感じていた僕は、当時からデザインを「何らかの問題を解決するための行為」と考えていました。
社会は、人々は、何に困っているのか
その解決されるべきテーマがないままでは何も作れない。
そのテーマがはっきりとして初めて、何を作ったらいいかを考えられる。
僕にとって重要なのはそのテーマであり、手段や手法にはそれほどこだわりがありません。だから、なんでもやる。
〇〇デザインの〇〇は、その時その時目の前にあったテーマに対し、必要に迫られて常に取り入れ、学んできたものです。
そして、時にはそのテーマ自体を考えることもする。
そんなデザイナーです。