英語を聴くと何が分かっていないのか確認できます TOEIC質問箱2023.4.27
こんにちは高橋です。
僕は隙あらば、という感じで空いている時間はいつも英語を聴いています。
『公式問題集』以外の問題集に関しては、そもそも解く前に、通しで聴いてしまうことも結構あります。
こういうことをするのは、その問題集のどこがわかっていないのか、手っ取り早く確認するためです。
結局、リスニング強化にもリーディング強化にも一番必要なのは語彙力です。
だとすると、聴き取れない音声というのは読んでも同じようにわかりません。
わかっていない箇所を確かめるためであれば、聞いても読んでも同じだということです。
隙間の時間を利用して、わかっていない箇所を確認できるのであれば、後はそのわかっていない箇所をしっかり勉強するだけです。
そして、復習が済んだところを、再度聴けば、さらに復習をしたことにもなります。
実際、僕は復習した『公式問題集』を必ず隙間の時間に聴くようにしています。
英語を聴いているというと大抵返ってくるのはネガティブな意見だけです。
ただ、特に社会人の場合、時間の使い方というのは、事の成否をわける本当に重要なポイントです。
僕の場合は、TOEICを受け始めた400点のころから徹底的に耳を使い倒してきました。
800点、900点とそれぞれの壁に当たったときは、聴き方の工夫をして、壁を乗り越えてきました。
机に向かえる以外の時間を使ってできることは実は結構あります。
以前紹介した英作文をするようになっているコンテンツを耳だけで仕上げていくというのももちろんその一つです。
●追伸
リスニングが聴こえない理由としてカタカナと発音が違うから、とかアメリカ人とイギリス人で発音が違うから、と言ったことが言われます。
またリスニング強化として有効と言われるディクテーションやシャドーイングというのは、要するに発音できない音は聞こえないから、という根拠にもとづいています。
ただし、発音できない音が聞こえないのなら、ソニー創始者の故・盛田昭夫さんは聞こえないはずです(この人の英語はLとRの区別のない典型的なジャパニーズイングリッシュでした)。
僕自身もここ数年、コワーキングスペースで勉強しているので、英語を声に出す勉強が中心になっていません。
それでもリスニングは満点になりました。
リスニングこそ語彙を鍛えることが本当に重要になってきます。